「察してほしい」は伝わらない! 気が利かないパートナーの対処法(1)
■頼み事は「一回限り有効」だと心得る
「察してほしいとは思わないけれど、前も言ったことやってくれないとかどうよ!? 」と思われるかもしれませんが、これも考えてみてください。覚えたての仕事をスムーズにこなすことは、できません。相手にとってみても、当たり前(習慣化)されていないことに関してみれば、次にまた同じことを言われたとしてもできるとは限らないのです。
そのためにも、お願いごとは「一回限り有効」だと頭に置いておきましょう。間違っても「前も言ったけど!」なんて言わないでくださいね。何度も同じことを伝える側にすると、気分は良くないかもしれませんが、何度か同じことを繰り返していると、相手の行動に少しでも変化が出てきます。
1から10まで完璧にできるなんて、なかなかないことだと、肝に銘じておきましょう。
■気が利く行動を少しでもしたときに感謝する
そして何よりも大切なことは、やってくれことに「感謝」することです。
「自分は同じことをして感謝されたことないのに」と思うかもしれませんが、それは相手にとって、当たり前になってしまっているからです。
逆に言えば「手伝うのが当たり前」とあなた自身も考えているからこそ、お願いしたことやちょっと気が利くことをしてくれたとしても、感謝の言葉をかけていないのです。
「言ったことしかやってくれないんだから!」と怒る気持ちもわかりますが、それよりも「言ったことをちゃんとこなしてくれる」と考えると、感謝の気持ちになりますよね。
このような気持ちで接していると、徐々に相手も「当たり前」がありがたいことだと気づいてくれるようになります。
「気がきかないパートナーの対処法(2)」ではより具体的な方法をご紹介してきます。
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