パセリやミックスリーフは自家製で! 忙しい人にもできる、かんたんキッチン菜園
家庭菜園が人気です。ホームセンターに行くと、さまざまな菜園グッズや野菜のタネが並び、たくさんの人が品定めをしています。ちょっと興味はあるけれど、「忙しい」「手入れが面倒そう」とあきらめている人に、キッチンでもできるお手ごろカンタン栽培をご紹介します。本格的な道具や場所、知識がなくても一度試してみたら、楽しさにすっかりはまってしまうかも。
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■とにかく簡単、お弁当の彩りにも重宝なパセリ
<用意するもの>
・プランター
・野菜用培養土
・パセリのタネ
・定規
・霧吹き
キッチンに置いても邪魔にならない大きさの、長方形のプランターを用意します。野菜用培養土を8分目程度まで入れたら、定規を使って土の表面に軽く溝を作り、その溝に沿ってタネをまきます(筋まき)。パセリは発芽率がさほど高くないので、多めにまきましょう。まき終わったら、タネがうっすら隠れる程度に土をかぶせ、霧吹きで土を十分に湿らせれば準備OKです。
あとは、土の表面が乾かない程度に水やりを続けると、2週間ほどで芽が出ます。密集しないように間引きを兼ねて、こまめに収穫しましょう。大きな縮れたパセリになるまでは2ヶ月ほどかかりますが、長く楽しめて、そのままお弁当の彩りにできるのが嬉しいですね。
■キッチンインテリアにも最適の、ミックスリーフ
<用意するもの>
・円形ポット
・野菜用培養土
・ミックスリーフのタネ
・霧吹き
プランターは円形のポットがお勧めです。タネにはいろいろな葉野菜が混じっていますが、レッドコーラルや水菜が含まれるものを選ぶと、後々、葉のかたちや色合いが豊かなインテリアになります。
指で土に軽くくぼみをつけ、タネをばらまきします。パセリと同様、まいたタネの上に土をふんわりかぶせて、霧吹きで水やりすると3日ほどで芽が出てくるので、丈が3cm位に伸びたら間引きを始めます。3週間ほどで、立派なサラダ要員になります。