手みやげは一緒に食べてもOK!? 義両親を招く前に知っておきたい「来客対応マナー」
来客対応はビジネスマナーの基本中の基本。職場での来客対応マナーをしっかり身につけている人は多いと思いますが、自宅の場合はどうでしょうか?
© kilala - Fotolia.com
とくに、義理の両親を自宅に招くとき。結婚して家族になったとはいえ、やはり「お客さま」ですから、マナー違反のないようにもてなしたいですよね。そこで今回は、家庭での来客対応マナーを紹介します。
■出迎え時のあいさつにひと工夫
義両親が自宅に到着したら、まずは玄関で「いらっしゃいませ」と出迎えます。このとき、たとえば雨が降っている日なら「雨のなか、来てくださってありがとうございます」、暑い日なら「暑いなか、大変だったでしょう」など、思いやりの言葉を添えると印象がグッと良くなります。
単純に「お待ちしていました」でも構いません。「いらっしゃいませ」にもうひとことプラスして、遊びに来てくれた義両親に歓迎の気持ちを伝えましょう。
■お茶&茶菓子の出し方
食事のタイミングを外して義両親が来る場合には、お茶と茶菓子を出してもてなしましょう。日本茶やコーヒーなどの飲み物はお客さまから見て右側に、ケーキなどの菓子類は左側に置くのが正しいマナーとされています。
義両親が持って来てくれた手みやげを、早速茶菓子として出してもOKです。親しい間柄なら、マナー違反にはあたりません。日持ちしない品だったときや、義両親の好物だとわかっている場合などは、手みやげを一緒に味わって、喜びをわかち合いましょう。
お茶などをお盆にのせて運ぶ場合は、お盆を置く場所に注意して。和室なら畳の上に、洋室ならできればサイドテーブルに、それが難しければテーブルの端に置きます。これからお客さまが飲食する場所にドーンとお盆を置いてしまうのはマナー違反です。