職場復帰するにあたり、フルタイムか時短勤務かで迷ったことのある人はいませんか? 時短勤務は法律で「子どもが3歳になるまで」「原則1日6時間労働」などの決まりごとがありますが、時間を確保できるメリットがあります。
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そんな時短勤務とフルタイム勤務という2つの働き方を、当事者であるママたちはどう感じているのか、アンケート調査がおこなわれました。どんな違いがあったのでしょうか。
時短勤務をしているママはどのくらい?
株式会社マクロミルは産前産後休業・育児休業から復職して2年以内の20~49歳のワーキングマザーを対象に、働き方や意識についてアンケート調査(
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000257.000000624.html)をおこないました。そこで、フルタイム勤務者81%、制度を利用した時短勤務者が19%という事実が明らかになりました。
時短勤務は法律で定められているものと、企業が独自に定めているものがあります。法律で定められている時短勤務を利用するには「子どもが3歳になるまで」という制限があるものの、原則1日6時間労働など、子育て時間の確保にはありがたい制度といえます。しかし、実際のところその恩恵をうけている人は、5人に1人以下。全体の2割にも満たなかったのです。
「正社員」「周囲の理解」「就業時間」に軍配! 仕事の満足度が高い時短勤務
時短勤務者の驚きの少なさについてふれましたが、ここからはフルタイム・時短勤務それぞれの立場から見る仕事への満足度の高さについて、アンケート調査をご紹介しましょう。
フルタイム勤務者・時短勤務者をランダムに同数抜き出した調査で、仕事に対し「満足している」と答えたフルタイム勤務者は68.9%だったのに対し、時短勤務者は78.4%と時短勤務者のほうが仕事に満足している、という結果となりました。