苦手な仕事を任せられそうになったとき 僕の人生観を変えた一言 ~1~
こんにちは。栗原達也です。
今回は、僕の人生観を変えた一言について話をします。
(c) luckyguy123 - Fotolia.com
サラリーマン時代にあった出来事なんだけど、昇進しないかという話が当時の上司からもたらされたんだ。
そうなった場合、どんな業務が増えるのか聞いたところ、僕の苦手な仕事がそこにはあったんだよね。
それは報告書や書類の作成。
責任が重くなる立場になり、部下もできれば、目を配って把握しておかなければならないこと、まとめておくべきことが当然増える。
あまり得意じゃないこともやっていかなくちゃならない。
頭ではわかろう、受け入れようとするのだけれど、やっぱりためらったり、不安に感じたりする…。
でもね、そこであきらめる必要はないんだ。
どこにでも、なんにでも解決策は見つけられるものだからね。
そこで僕がどうしたかというと、まず出世をすすめてきた上司に素直に相談したんだ。
僕には自信がないってね。
そうしたら、その人が僕に言ってくれた一言で、僕は本当に世界が変わって見えたよ。
「できるやつに頼めばいいんだ」
つまり、適材適所ってことだよね。
人にはそれぞれ合っているもの、ふさわしいものがある。
その才能や能力に適した立場や仕事を割りふれば、うまくまわるものなんだ。
僕が苦手にしていて、「できれば避けたい」と思っている仕事でも、人によってはそれがたまらなく好きで、この上ない充実を感じたり、自分の存在意義を見いだしたり、人のために役立っているという気持ちをもてる誰かも、確かに世の中にはいるんだ。
ただそれを見極めるためには、人をよく見ること、話を聞くことが大切だね。カン違いして押しつけてしまったり、勝手な思い込みで進めてしまってはいけない。