充実の理由は制約にあり!? ママだからこそ、習いごとをしよう
家事に育児に仕事にと、多忙なママは自分の時間を諦めがち。でも、その気になればできることはたくさんあります。どうすればプライベートを楽しむことができるのか…。
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日々充実している先輩ママたちに、そのコツを聞いてみました!
■ママたちの充実度をわけるのは、罪悪感の有無!?
思うように時間がとれないと、余裕のない日々をなげくママたち。たしかに、やることだらけなのは紛れもない事実です。家事の段取りやら夕飯の献立やら、頭のなかだって、つねに考えることでいっぱいです。
でも、そもそも時間はひねり出すもの。ヒマができたら、育児がひと段落したら…なんて言っていたら、一生、自分の時間とは無縁の生活になってしまうかもしれません。
やりたいことを思う存分できているママと、できずにいるママをわけるのは、罪悪感の有無のようです。子どもがかわいそう、夫に申し訳ない…と自分で自分を悪者にし、気持ちをおさえてしまう方もいることでしょう。
何ごとも、思い立ったが吉日! はじめたいときに、とにかくはじめてしまいましょう。思いきって習いごとをはじめたママたちの声を紹介します。
「週に1回、1時間の習いごとは、行き帰りの時間を含めて全部で3時間。絶対に無理だと思っていたけれど、いざはじめてみたら、たいした支障もなくびっくり。
最近では、仲間とお茶を飲んでから帰ることもあります。自分の時間ができると手の抜きどころもわかってきて、時間の使い方もおのずと変わってくる。
ダラダラせず、前よりムダのない毎日を送れているかも」(30代後半)
「応援してくれているわけではないけれど、思ったほど文句もなく…。しれっとはじめたのがよかったのかもしれません」(30代前半)
やりたい、はじめたい、挑戦したい…。自分の時間を楽しみたいなら、前向きな気持ちを大切に。とにかく一歩踏みだしてしまえば、あとはなんとでもなるものです。
■充実の理由は制約にあり!
とはいえ、子どもをどうするか、夫にどう留守をお願いするかなど、クリアしなければならないこともあります。そうした問題を、先輩ママたちはどのように解決してきたのでしょうか。
「とにかくカラダを動かしたくて、地域で募集しているスポーツ講座の受講を決意。ただ、自由になるのは、子どもが幼稚園に行っている平日の午前中限定です。
スケジュールも考慮した結果、受講できるテニスと水泳のうち、まるで未経験のテニスに決定。何がやりたいかではなく、何ができるかで選んでしまったけれど、これもご縁かなと思います」(30代前半)
「夫が休みの土曜日が、私のプライベートデー。食事の用意などの事前準備は必須だけど、子守りをしてもらえるだけでもありがたい!」(30代後半)
ママの自由には、無理や制限がつきもの。それを疎ましく思うのではなく、そのやりくりすらも楽しんでしまいましょう。
あれこれ限られているからこそ、集中して有意義かつ濃厚な時間を過ごせるというものです。子育て期の不自由さは、ハンデではありません!