「米のとぎ汁」捨てたらソン! 部屋もお肌もキレイにする活用法
黒カビや水アカなどの頑固な汚れを落とせる洗剤として、重曹やセスキ炭酸ソーダがいま、大注目されています。確かに、これがあればしつこい汚れ落としも随分とラクです。
ただ、日常のちょっとした拭き掃除程度であれば、いつもなら捨ててしまう「米のとぎ汁」でも、充分キレイになるんです。
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さらに、その成分にはお肌がきれいになる効果もあるのだとか。今回はとぎ汁の意外な活用法を3つご紹介します!
■その1:毎日の拭き掃除に 自然派洗剤として使える!
米のとぎ汁には、自然の界面活性剤成分、「γグロブリン」(ガンマグロブリン)が入っています。そのため、米のとぎ汁につけ、絞った布で汚れを拭くと落ちるのです。
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さらに油分も多く含まれているので、ワックスをかけたような仕上がりです。毎日の拭き掃除なら、コレで充分です。
■その2:子どもにも安心 入浴剤として使える!
米のとぎ汁は入浴剤としても使えます。とぎ汁の白濁は、「ぬか」が流れ出たもの。ぬかは栄養価が高く、ビタミンを多く含んでいます。湯船に米のとぎ汁を入れるだけで、自然の美肌入浴剤になるわけです。
さらには油分を含んでいますから、お風呂あがり後、肌の乾燥ケアもしてくれます。子どものために市販の入浴剤は避けたいけれど、ただのお湯じゃ物足りない… という親子のバスタイムにも便利。
ただし、たくさん入れすぎるとぬかがバスタブに残り、かえってお掃除が面倒になるので、各ご家庭ごとの適量を見つけてみてください。