旦那に“ダメだし”ばかり… 欠点ばかり見つけてしまう理由とは 【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「旦那にダメだしばかりしてしまう」という、もんちさん(41歳・主婦)に、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。
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■もんちさんのお悩み
主人にダメ出しばかりしてしまいます。主人の欠点ばかり見つけてしまい、口うるさく言ってしまいます。自分でもこんなに干渉し、ダメ出しをしていたら主人にとって良くないとわかっているのですが、口を出さずにいられません。
私がうるさく言うためか、主人が昔に比べ知ったかぶりをしたり、素直じゃなくなったように思います。
主人を下に見て、支配しようとしてしまうのは何故なのか、自分でもわかりません。
どうしたら主人と良い関係になれるでしょうか?
■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより
もんちさん、こんにちは。
本当はご主人ともっといい関係になりたいと思っているのに、目の前の彼を見るとついあれこれ口を出さずにいられなくなってしまう。きっと、ご自分でも原因をさぐってみたり、反省してみたりしてこられたのだろうなぁと思います。
夫婦って、タイミングが合うと想像以上のパワーが出る一方で、近い存在だからこそほんの些細な何かにイライラしたり、爆発したりしてしまいがちですよね。一度感情的になると、いったい何を伝えたくて心が暴走しているのか、自分でもわからなくなってしまいます。この状態ではいくら仲良くいたいと思っても、冷静な会話はなかなか難しくなりますね。
誰かにダメ出しをしたくなるのは、“自分が正しい”ということを分かってほしいからです。つまり今のあなたは「(旦那さんは)間違ってる! 私が正しい!」と言いたくて仕方ない状態と言えるでしょう。
自分の正しさを主張するためには、相手に間違っている人でいてもらわないと成立しません。つまり目の前のご主人を何とかしよう、変えようとしてきたのだけれど、本当はご主人を使って「自分は正しい」という心の叫びを叫ばせてもらっているのです。そんな風に今の状態を眺めてみてください。