雑誌や書籍などで幅広く活躍する、イラストレーターの
よしいちひろさん。
<前編>に続いて、<後編>では息子さんの
食生活のために選んだ、とっておきのアイテムをご紹介します。
■おしゃれなインテリアに調和する、キッチン周りのアイテム
よしいさんのダイニングキッチンに並ぶ、お子さんのアイテムも、一見すると子どものものに見えないほど、見事に調和しています。
離乳食を始めた頃から使っているという、
「高橋工芸」の木製のテーブルウェアもそのひとつ。
「高橋工芸」の木製テーブルウェアのほか、骨董市で見つけた日本のヴィンテージの器など、少しずつ陶器のものも使うようにしているところだそう。
「軽くて、手触りも木の風合いも良く、一度割れてしまいましたが、また買い足しました。まだ落としたりするので、陶器も割れにくそうなものを選んで使っています。
プレートは大人のケーキ皿に使っても、ちょうどいいサイズ。少しずつ大人と同じものを使うようにしていきたいです。あひるの絵が描かれたコップは、友人からの内祝い。とても気に入っています」
お気に入りの食器を洗う洗剤にも、やはりこだわりたいもの。よしいさんは食器用洗剤をずっと探していたなかで、
「ヤシノミ洗剤」が気になっていたそう。
ロンドンで買ったという、柄の部分に洗剤を入れて、そのまま使えるブラシを愛用。ヤシノミ洗剤は無着色なので、気にせず使えるそう。
「イラストの仕事をする前にパン屋で働いていたのですが、そのお店でずっと使っていたので馴染みがあります。これまでたまたま手に入りやすかったという理由で、別のものを使っていましたが、今回久しぶりに使ってみて、安心して使えるし、しっかり洗えるので、改めていいなと思いました」
インテリアの邪魔をしない、シンプルなデザインのボトル。よしいさんのおしゃれなキッチンにもすっとなじみます。ヤシノミ洗剤(本体/ポンプ付き 500ml)、詰替え 480ml ¥450 ※すべて税別
「人と地球にやさしい」をコンセプトに作られたヤシノミシリーズ。食器用洗剤をはじめとし、洗濯用洗剤、柔軟剤と揃っています。洗浄には不要なものを入れず「無香料・無着色」にこだわっています。 左から:ヤシノミ洗剤(本体/ポンプ付き 500ml)、ヤシノミ洗たく洗剤(本体420ml)、ヤシノミ柔軟剤(380ml)、※すべてオープン価格
■安全で、バランスの良い食事作り
子どもの食事作りにもこだわりたいというよしいさん。材料はできる限り、何が入っているかわかるものを使うようにしているのだとか。
「調味料は特に、何が入っているのか知るのが難しいですが、うちは徳島に住む叔母が、農協の婦人会で手作りしているめんつゆや柚子酢、焼肉のタレを毎年送ってくれるので、すごくありがたいです。めんつゆは煮物に、柚子酢はサラダなどに、レモン汁の代わりとして使っているので、すぐになくなってしまいます」
「便秘気味の息子のため、毎日作るようにしているお味噌汁も、いい出汁パックを使ったら簡単に美味しくできるので、市販のものを利用しています。最近はいいものが手に入りやすくなったなと思います」
よしいさんのキッチンで活躍しているのは、
「フィスラー」の圧力鍋と
「ブラウン」のハンドブレンダー。以前から使っていたものですが、お子さんの食事作りに特に使うようになったそう。
「圧力鍋は3分で炊いて、蒸らしに15分ほど。すぐに炊けるし、食感がもっちりとしておいしいです。またスープや、筑前煮などの煮物を作ったり、肉も圧力鍋を使うと柔らかくなって、子どもでも食べやすくなります。
緑の野菜をあまり食べたがらないので、小松菜や青梗菜にバナナ、ぶどうなど、果物を二種類くらいと牛乳を混ぜてグリーンスムージーにすると、ごくごく飲んでくれます。ブレンダーならミキサーに比べると、洗う手間が少ないので楽ですね」