年末大掃除の便利アイテム! 水まわりの黄ばみ撃退にはコレでピカピカに
毎日の「ぬれる」「乾く」を繰り返す洗面台は、水あかがたまってザラついたり、黄ばんだりしている可能性大。そこで今年は、ドラッグストアなどで手軽に手に入る
「クエン酸」を使って、お掃除してみませんか?
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ポットなどに付着した水あかに効果的ということで、キッチンで使用するイメージが強いクエン酸。じつはいろいろな場所の掃除に使える便利アイテムだったんです。今回は洗面台の黄ばみ落としを例に、その使い方を紹介します。
■汚れのメカニズムに注目!クエン酸が掃除に役立つワケ
クエン酸は、レモンや梅干しなどにも含まれる「酸っぱい」成分。よくお弁当に梅干しを入れるとよいといわれますが、これはクエン酸による抗菌・消臭効果が腐敗防止につながると考えられているからです。
次に、
「汚れ」メカニズムのお話。汚れには、酸性とアルカリ性があり、そして、洗剤にも同様に酸性とアルカリ性があるのです。
アルカリ性の汚れは酸性の洗剤を使うと落ちやすくなります。水あかやカルキ成分は、アルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸がその汚れを分解。だから洗面台・トイレといった水まわりの掃除には、クエン酸が非常に適しているというワケです。
■クエン酸水の作り方&使い方
クエン酸は顆粒の状態で販売されていることが多いため、掃除に使うときはこの顆粒を「クエン酸水」にして使用すると良いでしょう。
<クエン酸水の作り方>
用意するもの 水、クエン酸、スプレーボトル
ボトルに水100mlに対してクエン酸小さじ1/2程度を入れてから、ボトルを振ってクエン酸をよく溶かしましょう。
クエン酸水を作ったら、黄ばみが気になる洗面台に吹きつけ、スポンジや布で吹きます。バケツやボールなどで作ったクエン酸水をスポンジに含ませ、洗面台の黄ばみ部分を磨いてもOK。