品格チェック! 知らないで済まされないプレゼントのタブー

日ごろの感謝やお祝いの気持ちを伝えるときには、ちょっとしたプレゼントを添えるとよろこばれますよね。しかし、実はプレゼントには守るべきマナーがいっぱい! うっかりマナー違反をしてしまうと、せっかくの気持ちが伝わらないばかりか、ときには「なんて失礼な!」と相手を怒らせてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、ついうっかりやってしまいそうな「プレゼントのマナー違反」について紹介します。義理の両親や職場の上司など、特に目上の人への贈り物ではマナーが問われることも多いため、覚えておくときっと役立つはず。

目次

・結婚祝いに「ハンカチ」
・義両親に「スリッパ」をプレゼント
・上司の昇進祝いに「万年筆」
・「つまらないものですが」はアリ? ナシ?


品格チェック! 知らないで済まされないプレゼントのタブー

(c) vladans - Fotolia.com



■結婚祝いに「ハンカチ」

ハンカチは価格が手ごろで種類も豊富なため、ちょっとした贈り物としては非常に便利なアイテムです。

しかし、実はこのハンカチ、漢字では「手巾」と書きます。「てぎれ」、つまり別れを意味する「手切れ」という言葉につながり、お祝いの品としてはふさわしくないとされているのです。

もし相手がこれを知っていれば、気分を害する可能性もありますので、できれば避けた方が無難かもしれません。


■義両親に「スリッパ」をプレゼント

義両親が自宅をリフォームしたお祝いに、「あたらしくなったお家で使ってください」と「スリッパ」をプレゼント。

気が利いているように思えますが、履物は「踏みつける」に通じるため、親しい人以外への贈り物にはふさわしくないとされています。

たとえば嫁から姑への贈り物だと、関係性によっては「親しい人」に該当するかどうかが微妙なこともあると思いますので、そういった場合は避けた方が良いかも。

ただ、事前に「すてきなスリッパが欲しいわ」といった義母の言葉を聞いていて、「プレゼントさせてください!」という流れになっていれば、スリッパを贈っても「失礼だ!」と思われることはないでしょう。

義両親にプレゼントを贈る場合には、マナー違反を避けるためにリクエストを先に聞いてしまうのも一つの手です。


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