連載記事:働くママの応援歌
たった1年の休みなのに、浦島太郎?! 2回の育児休業をした先輩ママの体験談【働くママの応援歌 Vol.5】
■マミーの会で救われる
それでも続けてこれたのは「2か月に一回のマミーの会のおかげです」と言います。IT企業ではまだまだママは少なく、300人の会社に10人足らず。悩みを共有しようと、はじまったランチミーティングの会が
「マミーの会」です。
©Monet- Fotolia.com
子供がいると、夜、飲みに行くというわけにもいきません。せいぜいゆっくりお昼を食べる時間がとれればいい方。みんなで会議室を借りておいて、お弁当をとって食べるのです。先輩ママにちょっとした悩みを話して、「あるある!」と共感してもらうだけで、
「あー私だけじゃないんだー」と気持ちが落ち着くとか。
子育てには地元の情報、半年後の情報がとても貴重です。
先が見えない不安というのが、常につきまとうからです。子供が風邪ばかりひいて病院通いで困っている、というと、「どこそこの病院には託児室がついていて、助かるわよ」とか。予防接種はどうするか、と聞くと「これとこれは先に打った方がいい」など。
■二人目のママとして
©Monet - Fotolia.com
そこでは二人の子供がいるママは少なく、Nさんはまだ二人目。みんなが「お子さん二人はどうですか?」と聞いてくるそうです。
Nさんは自身の年齢としては、マミーの会の中で、真ん中くらいだそうですが、なんだか先輩のように扱われ、がんばらなきゃと思ったとか。転職してきた途中入社組や新卒組など、経歴、年齢はさまざまだけど、マミーの会でのつながりはとても貴重な存在だと思ったそうです。
ママだからこその連帯感に支えられ、働いている毎日。
いつでも相談相手がいる安心感は嬉しいものですね。応援していますよ!