夫や義両親と同じ墓には入りたくない! いまから知っておきたいお墓のキホン
お墓というとご先祖様が眠る場所…そんな、どこか遠いイメージがありませんか? でもいつかは自分も入る場所。自分はどのお墓に入るのか、夫は? 義両親は? 子供がいない場合は?
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わからないことだらけの
お墓のキホンをおさえておきましょう。
■誰がどのお墓に入るかはどうやって決める?
誰がどのお墓に入るのかということを定める法律はなく、家族や親戚との話し合いで決めることになります。ただ慣習では、
長男長女が先祖代々のお墓を承継者として受け継ぎます。お墓を承継すると、そのお墓に本人とその妻や長子も入ることができます。
これまでは、長子以外の次男などは別のお墓を建てていましたが、最近では、お墓をひとつにまとめるケースも増えつつあります。つまり次男でも承継者の承諾を得て同じお墓に入れるということ。とくに子供がいない場合などはそのケースも多いようです。
また、長子と結婚した女性の場合、嫁ぎ先のお墓に入ることが一般的とされてきましたが、最近では必ずしもそうしない夫婦も増えてきました。「夫と同じ墓はイヤ!」「義両親と同じ墓には入りたくない」 という場合は、夫婦のお墓を別に建てたり、自身の実家のお墓に入ったりということも可能です。