連載記事: #おしゃれカフェ
BORTON(ボートン)のアップルパイが絶品 国立市の人気スイーツ店 #おしゃれカフェ Vol.31
「BORTONのお菓子は、材料、鮮度、季節感を大事にしています。自慢はパイです。パイがおいしいお菓子屋になりたいと思ったのは、初めてパイを作った時でした。初めて作ったパイは大きくて、今まで自分が作ったどの焼き菓子よりもおいしく感じました。パイ生地はとても繊細で扱いにくく、温度にも左右されやすく、なかなか言うことを聞いてくれません。だからこそ、おもしろさがあり、日々作り続けたいと思うのです」と店主の石川大輔さん。
ドリップコーヒーを入れる店主の石川大輔さん。
石川さんの作るパイは、九州産、北海道産、フランス産の小麦粉を使用したオリジナルブレンドの生地に厳選した素材で作ったフィリングを詰めて、毎日1時間かけて焼き上げているそう。
生地自体の味とサクサクとした食感にこだわっています。
並ぶのは見た目も繊細なパイ、模様がフィリングによって異なります。手前はアップルパイ ¥420(税別)
美しい光沢と何層にも重ねる繊細なパイはさくっと口の中でほどけ、ほどよい甘さに煮たりんごと、バターのリッチな風味&味わいに小さな幸せを感じます。
アップルパイ ¥420(税別)
苺 とちおとめ&フランボワーズのタルトはザクッとして香ばしく、甘さと酸味のバランスが絶妙です。
フルーツは除草剤を使わず、安全な果物を育てている福岡県の「いわくま果樹園」のもの。おふたりが九州に住んでいた時に出会った、信頼できておいしいと思える素材を使っているのもこだわりです。
苺 とちおとめ&フランボワーズタルト ¥380(税別)
コーヒー本来の酸味が味わえ、焼き菓子にとても良く合うのは、大分県耶馬渓にある「豆岳珈琲」のほし草ブレンド。
コーヒー(ほし草ブレンド) ¥450(税別)
奥は自分時間がもてそうな落ち着いた特別空間。
左手前:マドレーヌ ナッツ風味¥200、クレッセントクッキー(全粒分入り紅茶レモン)¥400、パイのお菓子¥420はプレゼントに買い求める人も多い。
国立市は都心からちょっと離れていますが、雑貨店や飲食店など店主の個性が光る店が多いのが魅力で、わざわざでも出かけたい場所です。
焼きたてのお菓子のじんわりとしたおいしさを教えてくれるBORTONは、はずせない新しい国立の顔です。
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