からかわれるのが嫌い…どんな返し方をすればいい?【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「馬鹿にされたくない、からかわれたくない」という、かめさん(35歳・OL)に、心屋塾上級認定講師のサトーマサトさんからアドバイスをいただきました。
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■かめさんのお悩み
小さい頃から容姿のことで、からかわれることがあります。それも、一番仲の良い友達からです。小さい頃は、泣いたり、怒ってみたりして、自分が嫌なことを表現してきました。それでも、からかうのをやめてくれません。
大人になってから、本当にやめてほしいと何度も言ってきましたが、それでも、数人で集まると、悪ノリして何人かで言ってきます。他の言わない人も、止めるわけでもなく、かばうわけでもなく、何も言わず、やり取りを見ているだけです。
とても大切な友達たちなので、これからも関係は続けていきたいです。ただ、どうしてからかわれたり、馬鹿にされたりするのかがわかりません。そんなこと言われた時は、とても悲しい気持ちでいっぱいになります。
■心屋塾上級認定講師のサトーマサトさんより
人の悩みにはいろいろありますが、突き詰めると人間関係の悩みになります。
「お金が足りない」という悩みでさえ、話を聞いていくと「上司との関係がうまくいかず昇進できない」とか「姑に家計のやりくりができていないことを知られたくない」…と結局は人間関係の悩みになってくるものです
カウンセリングをしていると、よくこんな相談者さんがあらわれます。悩んでいること、嫌だったこと、怒っていることなどを話しているはずなのに、顔が笑っているのです。作り笑いや愛想笑いが身についているため、無意識に笑っており、本人にそのことを伝えても、まったく気づいていなかったりします。
好印象を与えるようにしている作り笑いや愛想笑いが、人間関係をかえって複雑にしているのではないかと感じることがあります。
友達は、かめさんが本気で嫌がってることに、気がついていない可能性があります。からかってるつもりはなく、たわいもない冗談のつもりで発言してないでしょうか? むしろ、かめさんは喜んでくれていると思ってるかもしれません。
やめて欲しいと伝えても、かめさんが本気で怒っていない分、友達に伝わっていない可能性があるのです。
そんな、かめさんへのアドバイスは…