2017年1月14日 19:00|ウーマンエキサイト

インフルエンザにも効果あり!? 寒くても効率よく部屋を換気するコツ

目次

・換気の基本をマスターしよう
・冬も使える扇風機はいますぐ出そう
・キッチンのニオイ取りは、換気扇だけではダメ?
インフルエンザにも効果あり!? 寒くても効率よく部屋を換気するコツ

© Syda Productions - Fotolia.com


冬場は寒くて、窓を開けて換気するのが、ついつい嫌になってしまいます。しかし、それでは部屋の空気が汚れる一方。暖房器具の使用や窓の結露によって、湿気はカビの原因になります。

また換気をしないことによって、風邪などの感染症にかかりやすくなるともいわれています。冬は効率よく換気して、気持ちよくすごせる室内をキープしましょう!

■換気の基本をマスターしよう

いくら窓を開けても、部屋の中の空気が流れないと換気にはなりません。じつは大きな窓をひとつ開けるよりも、対角線上にある窓をふたつ開ける方が効率よく換気できるとのこと。空気の通り道ができて、部屋の中を空気がしっかり流れます。

6畳くらいの広さの部屋なら、上手に換気すると、5分程度でじゅうぶん部屋の空気が入れ替わります。
この程度の時間なら、寒さも我慢できそうですね。

空気の通り道を上手に作るコツがもうひとつあります。それは、空気の入口を「小さく」、出口を「大きく」することです。

対角線上にある2つの窓を開ける際は、空気が入ってくる方の窓を15cmくらい開け、空気が出ていく方の窓をそれよりも大きく開けましょう。窓を開けてみて、スーッと空気が流れ込んでくる方を「入口」に。こうすることで、部屋全体の空気がよく動き、より換気効率がアップします。だから換気するために、窓を全開にする必要はありません。

■冬も使える扇風機はいますぐ出そう

夏が終われば扇風機は用ナシと、物置の奥の方に収納してしまった人も多いと思います。
でも、扇風機は換気におおいに役立ちます!ですから、いまからでもできればすぐ出せる場所に置きましょう。

たとえば、窓・扉がない、または窓がひとつしかない、といった空気が流れにくい部屋。押し入れ・クローゼットなどの湿気がこもりやすいスペース。こういった空気がよどみやすい場所は、扇風機を使うと効率よく換気できます。

さらに効率よく換気するためには、タイミングも重要。外の湿度が高いと湿気が家の中に入りこんでしまう可能性があるため、換気する前に家の内外の湿度を確認しましょう。

外の湿度が極端に高い日は、換気に適しません。換気するなら、やっぱり晴れた気持ちのよい日が最適。
時間帯は、湿度が低い12~14時ごろがおすすめです。

ただし、雨だからと換気をせずにいると、やはり空気の汚れが気になります。そんなときは、ごく小さく窓を開けて、短時間だけ行いましょう。

湿気を招き入れることになるので、窓を開けっ放しにして、長時間換気するのは避けて。先に紹介したように空気の流れを意識すると、短時間でも効率よく空気を入れ替えることができます。

■キッチンのニオイ取りは、換気扇だけではダメ?

キッチンでは煮炊きをしたり、お湯を使ったりするため、水蒸気がたくさん発生します。また、食べもののニオイもこもりがちなので、なんとか効率よく換気したいところ。そのためには、換気扇の使用が欠かせません。


ただ、換気扇のスイッチをONにしても、なかなかニオイが外に出てくれない場合もあります。換気扇の役割は空気を吸い込んで外へ排出すること。つまり「出口」。「出口」だけでは空気は流れないので、窓をひとつ開けて「入口」を作ってあげましょう。

換気扇から遠い場所にある窓を「入口」として15cmほど開けると、部屋の中の空気が流れやすくなります。

換気を怠って空気が汚れると、インフルエンザ・風邪だけではなく、シックハウス症候群のリスクも高まるといわれています。コツさえおさえておけば、寒い中、震えながら何十分も窓を開けておく必要はありません。家族みんなが気持ちよく健やかに暮らせるように。
効率よく換気する方法をマスターしておきましょう。

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