2017年1月21日 21:30|ウーマンエキサイト

誰にでもある、答えたくない質問。サラリとかわす大人の対応マニュアル

「貯金っていくら毎月している?」
「旦那さんはどこの会社に勤めているの?」

できれば回答を避けたいプライベートやデリケートな質問をされて困った経験はありませんか? 質問した人に悪気はないのかもしれませんが、聞かれた人にとってはストレスになることも…。

「それは答えたくないです」と言うと角が立ちそう。だからと言って正直に答えるのも嫌…。こんなとき、スマートにかわす方法はないものでしょうか?

目次

・質問返しの技
・世間話にすり替え技
・感想述べ技
・相手によってはハッキリ「NO」を

誰にでもある、答えたくない質問。サラリとかわす大人の対応マニュアル

© Syda Productions - Fotolia.com


■質問返しの技

これは私自身の話ですが、以前ご近所さんから「正月は実家に帰るの?」と質問をされて、「帰りません」と正直に答えたことがありました。

すると、「帰らなくて文句を言われないの? どうして帰らないの? ご主人は何も言わないの?」と、根掘り葉掘り聞かれるきっかけに…。

それ以降、その女性からの質問に対して「できれば答えたくない」と思うことが増えたのですが、だからといって「言いたくないです」とは言えません。

そこで実践しているのが「質問で返す」という方法です。

「この前の休みはどこかへ出かけたの?」と聞かれたら、「連休、どうだったかな。
○○さんはどこかへ出かけられたのですか?」と質問で返すと、その方がおしゃべり好きなこともあって、「ウチはね~」と自分のことを話しはじめてくれます。

そうこうしているうちに、私への質問はなかったことに。質問への返答に困ったら、さりげなく相手への質問に変えてしまうのもひとつの方法です。

■世間話にすり替え技

質問返しがちょっと難しい…という場合は、話の方向を少しだけ変えて、世間話にすり替えてしまうという方法もおすすめです。

たとえば、「ご主人の浮気チェックしてる?」なんて質問をされたとき。YESと答えてもNOと答えても、変なうわさの元になりかねません。

そこで、「最近、多いみたいですからね~。この間も芸能人の○○が…」というように、世間話にすり替えてみましょう。
相手が世間話・ゴシップ好きな人なら、そのまま話が弾んで最初の質問は忘れられてしまうはずです。

■感想述べ技

収入・子どもの予定についての質問は、「答えたくない!」と感じる人が多いのではないでしょうか。とてもプライベート、かつデリケートな話題ですから、ペラペラと人に話せるようなことではありません。

しかし、困ったもので、ズケズケと聞いてくる人は少なからずいるものです。そんなときは、自分のことを正直に話すのではなく、「感想」を述べてかわすという方法があります。

たとえば「年収はどのくらいなの?」と聞かれたら、「もう少し景気が良くなってくれると、ありがたいですよね~」のように、返答を避けて感想を述べます。

また、「子ども作らないの?」なんて質問なら、「子どもがいると、きっと毎日楽しいでしょうね」のような一般的な感想を。

これで、察しが良い相手なら「答えたくないんだな」と感じとってくれるはずです。
それでもさらにズケズケ聞いてくるようなら、「○○さんは安定したお仕事でうらやましいです」や「子育てって、やっぱり大変ですか?」のように、相手の話に転換してみると良いでしょう。

■相手によってはハッキリ「NO」を

誰にでもある、答えたくない質問。サラリとかわす大人の対応マニュアル

© lithian - Fotolia.com


こちらが答えたくないと思うようなことを繰り返し質問してくる人とは、できればあまりつき合いたくない…というのが本音ですよね?

大人になれば、気のあわない相手ともつきあわないといけないことがあります。そのためには、嫌な質問をサラリとかわす知恵と工夫が必要!

しかし、「もう関係が切れても構わない!」という相手なら、「答えたくありません」とハッキリ言ってしまうということも、ときには必要だと思います。

人の気持ちがわかる相手なら、そう言われたら「悪いことを聞いてしまった」と思い、それ以降は嫌な質問を控えてくれるかもしれません。でもそもそも人の気持ちを考えずにデリケートな質問ばかりを繰り返す相手なら…関係が切れてしまうだけのこと。

どうしても我慢できないときのために、「回答を拒否する」という選択肢も頭の片隅に置いておくと良いでしょう。人間関係を整理することはとても勇気がいることですが、自分の気持ちの安定のために、ときにはその関係をいったんお休みするということも必要です。

答えたくない質問に、どう対応するべきか? そこで悩むのは、相手への気遣いがあるかどうかではないでしょうか。
つまり、その相手と「これからもつき合っていきたい」と思っているということ。

しかし、そのために過度なストレスを抱え込むような状況になっては元も子もありません。大人のちょっとした知恵として、「サラリとかわすコツ」を日常会話に取り入れてみませんか?

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