連載記事:<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ
親子でびっくり! 五感を刺激する「しかけ絵本」のすすめ<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ Vol.39
ふしぎなにじ
作:わたなべ ちなつ/出版社:福音館書店
「ふしぎなにじ」(絵本ナビ紹介ページ)
本を90度に開くと、浮き上がるような虹の姿が目に映ります。つながったり、増えたり、バラバラになったり…。平面なのに立体的に見えるのは、鏡のように反射する紙でできているから。両側のページが互いに映りこむことでイラストが三次元的に見えます。ツヤのある虹の姿もとってもキレイ! 中には寝っころがり、いろんな角度から見て楽しむお子さんも。小さなお子さんに読み聞かせする場合はちょうどいい角度を保つお手伝いをしてあげるといいですね。
よこながきしゃぽっぽ
作・絵:リチャード・スキャーリー/訳:きたむら まさお/出版社:大日本絵画
「よこながきしゃぽっぽ」(絵本ナビ紹介ページ)
本のタイトル通り、横長のこちらの絵本は開いてみるとびっくり仰天! 長さ3メートルにもなる機関車が描かれた、おりたたみ式のしかけ絵本となっています。車内の様子を窓を開くことで確認できたり、クレーンを動かしたりなど小さなしかけ要素も豊富。絵本を開き、ひっぱりながら電車ごっこしたり、丸く広げて輪の中にはいって遊んだりと遊び方もいろいろ。乗り物好きのお子さんにはたまらない一冊となっています。
飛び出したり、広げたり、特殊な紙を使用するなど、ひとくちに「しかけ絵本」といってもその形態はさまざまです。親子で楽しめるお気に入りの一冊を、子どもと一緒に探してみてはいかがでしょうか。
データ協力:
絵本ナビ
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