連載記事:パパママの本音調査
音楽系の習い事に打撃? 音楽教室などから著作権料はどうなる?【パパママの本音調査】 Vol.66
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日本音楽著作権協会(JASRAC)が、音楽教室などから著作権料を徴収する方向で検討していることを受け、大手音楽教室などの企業や団体はこの方針を反対するための「音楽教育を守る会」を結成しました。その他、アーティストや作詞家からも、「子どもには無料で使ってほしい」と言う声があがっています。実際に音楽教室に通わせている人もいる親の意見を聞いてみましょう。
Q.音楽教室への著作権請求、どう思う?
1.請求すべきだと思う 9.9%
2.請求すべきではないと思う 61.4%
3.わからない・どちらとも言えない 28.7%
過半数以上の人が請求すべきではないと思うと回答しました。カラオケなどの営利目的での使用で著作権請求するのはいいとして、音楽教室での使用まで含むのはどうなの? そして、なぜ今になって? という疑問があるようです。
■楽譜からも取っているのにさらに取るなんて!
ピアノ教室などで使用する楽譜にはすでに著作権料が含まれています。当然子どもが習うときにもその楽譜を買っているわけですから、さらに著作権請求をするというのが理解できないという人が多数派。
「楽譜には著作権料発生してますよね。
さらに、それを使用する教室から取るんですか? 二重取りではないんでしょうか?」(千葉県 40代女性)
「演奏するための著作権といった感じでしょうか。確かに音楽教室は恩恵受けてますが、レッスン料に上乗せされるのはどうかなと」(広島県 40代女性)
「楽譜で払ってるのに。なんだかんだお金が欲しいだけなのに、もっともらしい理由をつけようとしてあさましいと思います」(神奈川県 40代女性)