焦る気持ちを落ち着かせる方法。まずやってみる3つのこと
家事に子育て、仕事と、働くママの毎日は大忙し。やることが山積みで気持ちだけが焦ってしまう……ということもあるのではないでしょうか。
焦って頭が真っ白になってしまうと、結局やるべきことに手がつかなくなってしまいます。やることだらけで途方に暮れてしまうようなときは、まず自分の心を上手に落ち着かせましょう。
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■STEP 1. まず深呼吸! 「焦っている」という状況を受け止める
気持ちが焦ってパニックになってしまったとき、「私は大丈夫」「焦っていない」などと自分に言い聞かせるのは逆効果。まずは焦っているという現実を受け止めた方が、心はラクになります。
そして、その場で大きく深呼吸を。空気が体中に行き渡る様子をイメージしながら鼻から息を吸い、ゆっくりと長く口から吐いていきます。
数回繰り返すだけでも、自然と気持ちが落ち着くのを実感できますよ。
■STEP 2. やらなければいけないことを整理する
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深呼吸をして気持ちが少し落ち着いたら、やらなければいけないことや不安の原因を紙に書き出してみましょう。チラシの裏に走り書きでも構いません。焦りの原因を書き出して明確にすることで、心の中のモヤモヤが少しずつ消えていくはずです。
書き出した項目の中には、落ち着いて対処すればさほど焦る必要のないものが含まれているはずです。やるべきことに優先順位をつけ、重要度の低いものはひとまず切り捨ててしまいましょう。焦りの原因は、山積する問題を一気に片付けなければという気持ちの空回りでもあります。
今必要なことだけをハッキリさせれば、「実はそれほど焦る必要なない」ということに自分自身で気づくことができます。
■STEP 3. 朝のうちに家事を3つ片付けておく
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働くママにとってもっとも忙しい時間帯が、夕方から夜にかけて。保育園のお迎え帰りに買い物を済ませ、「お腹がすいた」という子どもをなだめながら夕食を作り、子どもを風呂に入れて寝かせて……と、息つく間もない忙しさです。
「夜寝る前にこんなにやるべきことがある」と思うと、それだけで気持ちが焦る原因になってしまいます。おすすめは、朝のうちに家事を少し多めに片付けておくこと。食器を洗う、洗濯物をたたむ、風呂掃除、部屋の床をざっと掃除する、夕食のおかずを一品だけ作っておく、など、できそうなことを3つほど済ませておきましょう。
慣れるまでは、朝の家事を1つプラスするところからはじめてみて。帰宅後にやらなければいけないことが少し減るだけで、気持ちがぐんとラクになりますよ。
心に余裕を持つコツは、「あれもこれもしなきゃ」と完璧を目指さないこと。
焦ってしまったときは上手に気持ちを切り替えて、自分のペースを取り戻してくださいね。