連載記事:パパママの本音調査
出産後に働いていない元保育士たちが告白! 私たちが保育士に復職しないワケ【パパママの本音調査】 Vol.69
■元保育士が告白。出産後、保育士をしない理由
子育て中の保育士さんこそ、保育園にとっては即戦力のはず。にも関わらず、出産した元保育士さんは現場復帰できない、しないという現実があるようです。子どもが好きで保育士になったのに、自分の子どもの面倒がみられなくなってしまうというジレンマを抱える人も。
「自分の子どもが登校する前から始まる朝勤務、夕飯までに帰れない遅番。子育てしていると保育士復帰は正直むずかしい」(東京都 30代女性)
「出産前まで保育士、託児所で勤務していました。いざ、自分が子育てしながらパートで保育士になろうと思えません。時給800円程度なら他の仕事のほうが気が楽だと思います」(山口県 30代女性)
「元保育士です。
集団教育のスタートを切る場であることを踏まえると、小学校以上の先生との給与面での待遇差に納得がいきません。保育士資格を取得しながら復帰しない人がなぜ多いのかにも目を向けてほしいと思います」(静岡県 30代女性)
■待機児童問題の根深い闇
保育園が増えても保育士がいなければ意味がないし、保育園の時間に合わせた働き方ができることも必要。どれが欠けても成り立たないし、もしかすると問題はもっと根深いところにあるのかもしれません。
「どの対策も必要だと思います。1つの対策が実行されても問題は解決しないと思います」(福岡県 40代女性)
「全てが必要! どれも足りていない。施設として預けられる環境が必要、そのためにはそこで働く人も満足して働いてほしい、国や自治体の協力、各企業の子育ての理解があってこそ、全てが成り立つと思う」(神奈川県 30代女性)
「子どもと親と一緒に過ごすことができるように、社会が育休の権利をもっと普及し、その間の支給をしっかり保証することや、女性の社会復帰を保証することが必要。問題はもっと奥深いところにあると思います」(神奈川県 40代女性)
井内悠陽・中山翔貴ら若手俳優「WAVE」が初お披露目、事務所の先輩 瀬戸康史&綱啓永がアドバイス