円満な人間関係を築こう! 年上の部下との上手な付き合い方
こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。
偶然、おふくろの相談コーナーと、僕の相談コーナーに「年下の上司、年上の部下との人間関係についての悩み」が寄せられた。
職場の人間関係は、いろいろと難しいね。今回から数回にわたって、職場での年齢と立場について話そうと思う。
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企業に実力主義、成果主義が広まってきていて、年齢ではなく、「力のある人」「より効率的に稼げる人」が出世することが多くなってきている。
また、不景気による業績悪化で苦しいので、年齢とともにポジションも給料も上がっていくという従来のスタイルを保てないという会社も多いだろう。
結果、これまで年功序列が普通だった会社にも「年上の部下」が現れやすくなったんじゃないかな?
一方、アルバイト先なら「年上の後輩」というケースはよくあるし、そんな人の指導係になるということもあるだろう。
もし、君が年上の部下や後輩との関係で悩むときがあったら思い出してほしい。そんな上下関係でうまくつきあうコツは、「礼儀正しさ」なんだよ。
特に言葉づかいには気をつかわなくちゃダメだ。職場では自分のほうが上だからといって、命令口調や横柄な言い方をすると、とたんに「この若造(小娘)が!」と反発されることになる。
バカていねいな敬語をつかう必要はないだろうが、「●●して(●●しろ)」ではなく、せめて「●●してください」「お願いします」くらいは心がけたいもの。