つい気をつかってしまいがち、年上の上司と上手に付き合う方法
こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。
前回は「年上の部下(後輩)とのつきあい方」について話しました。今回は、逆の立場で、「年下の上司(先輩)」をもった場合について考えよう。
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上司や先輩が自分より年下というのは、感覚的に受け入れにくいし、気もつかってしまうね。
数歳下だと、学生のときのような感覚で「生意気!」と思うし、親子ほど年齢が離れていると「子どもに命令されている」という思いを抱きがちだ。
君が年下の上司につかわれる立場になったとしても、「仕事は年齢でするものじゃない。部下は上司に従うもの」という意識がきちんとあるなら、まったく問題はない。
また、若い上司の仕事面での才能がすばらしく、君がそれを認めていたり、相手の君への態度に敬意が感じられたりすれば、それも問題ないね。
けれど、そういう「デキたコンビ」はめったにない。若い上司は「年上の部下とはやりにくい」と思っているし、年長の部下のほうは「自分より若い人間の指図を受けたくない」という心理が働くもの。
これまで年功序列が普通だった組織ほど、それがくずれたときにはギクシャクするだろう。