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連載 子どもを危険から守るために、今日から子どもに教えておきたい護身テクニック

【子どもを危険から守るために、今日から子どもに教えておきたい護身テクニック 第2回】腕をつかまれた時の対処法

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■3)「腕をつかまえられたら」など対処法を具体的に教える


【子どもを危険から守るために、今日から子どもに教えておきたい護身テクニック 第2回】腕をつかまれた時の対処法

まず教えておきたいのは、腕をつかまれた時の対処法。実際に親が悪い人役になって、コツをつかむまで練習をしてみましょう。

1. 逃げたい方向に動くのではなく、相手側に踏み込む
逃げたい方向に動くと、相手と綱引き状態になってしまうが、相手の方へ踏み込む動きで相手のスキをつく。
【子どもを危険から守るために、今日から子どもに教えておきたい護身テクニック 第2回】腕をつかまれた時の対処法

◎ 相手に踏み込んでスキをつく


【子どもを危険から守るために、今日から子どもに教えておきたい護身テクニック 第2回】腕をつかまれた時の対処法

× 引っぱると綱引き状態になってしまう



2. ひじを使って攻撃
ひじをあげることで、相手の手がはなれやすくなります。ひじを使って相手の顔を攻撃できるようであればなおいいです。
【子どもを危険から守るために、今日から子どもに教えておきたい護身テクニック 第2回】腕をつかまれた時の対処法

ひじを使おう



3. そのスキに逃げる
スキをついてとにかく安全な場所まで逃げるように教えましょう。最初に躊躇なく動くことが肝心。
時間が経てば経つほど、逃げられるチャンスは減っていきます。

※小さな子どもの場合や、力が強い相手で腕をはなしてもらえない場合は、反対の腕も使って力を加え、「テコの原理」で腕をはずそう。
【子どもを危険から守るために、今日から子どもに教えておきたい護身テクニック 第2回】腕をつかまれた時の対処法

テコの原理を利用する


本当はこのようなテクニックを子どもに教えずにすむ社会だったらいいのだけれど、残念ながら万が一の危険に備えるにこしたことのないのが今の日本。

もしもの時に後悔しないように、安心して子どもが暮らせるように、子どもに安全に生きるためのテクニックを伝えていくのも今の親の役目の一つになったのかもしれません。
 
 
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