一方的に話してしまい、人の話が上手に聞けません【心屋仁之助 塾】



人の話をさえぎって自分の話をするお父さんに対して、言いたいことはなんでしょう?

「自分勝手だ」「もっと空気を読め」「相手を思いやれ」「お父さんみたいになりたくない」。どんなことでも構いません。言ってはいけないと思うようなことも、どんどん書き出してみてください。

その言葉は、実はかなやんさんが自分自身にかけている言葉ではありませんか? だって、そうしないと嫌われてしまうから。

「自分勝手ではいけない」「空気を読まなくてはいけない」「相手を思いやらなくてはいけない」「お父さんのようであってはいけない」。

そう思って、嫌われないようにしてきた自分がいるのではないでしょうか。

でも、それは本来の自分ではないですよね。そうやって頑張れば頑張るほど、自分を隠すことになってしまう。
そして結果的に「わかってもらえない自分」という思いを強くしてしまうのですね。

まずは、心のなかにある前提を「(自分は)わかってもらえる人」「話を聞いてもらえる人」に変えること。

それと同時に「話を聞かなくてもいい(嫌われてもいい)んだ」という許可を、自分に与えること。

前提を変え、自分の制限を外すことで、かなやんさんらしい、のびのびとしたコミュニケーションを楽しめるようになると思います。

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