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最近、
SMAP報道がまた過熱を帯び出しています。それは
ジャニーズ事務所の契約期限の9月を迎えるにあたり、もし独立をする場合には、今月6月に事務所に意向を伝えるといわれているから。
そんな中、ファンに衝撃のニュースが飛び込んできました。「香取慎吾がMCを務める
『スマステ(SmaSTATION!!)』が終了する」というもの。SMAP解散騒動が勃発したときにも、「スマステ」終了のうわさはありました。でもそれを乗り越えての放送だっただけに、ファンのショックは深いです。ただしテレビ朝日は、現時点ではその報道は認めてはいないようです。
■SMAPの2TOPは、いまなにを思うのか?
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独立、残留などメディアで取りざたされるときに、常にその行動の一挙手一投足が取りざたされている
中居正広と
木村拓哉。昨年のSMAP解散報道で、「裏切者」レッテルを図らずも貼られてしまった木村。でも本当のところがどうだったのかは、SMAPが何も語らずに解散した以上、「だれにも真実はわからない」これが本当のところです。
中居正広と木村拓哉、このふたりをファンは
「2TOP」と呼びます。SMAPを支え、進化させ、国民的アイドルまでにのし上げたのは、もちろん5人全員のがんばりがあってこそ。そのなかで、この最年長コンビは、真逆の方向でSMAPを愛し続けていたことは、ファンであればだれもが知っていることです。
木村は、「特攻隊長」とも「切り込み隊長」ともいわれ、SMAPの中でも先陣切って走っていました。「負けず嫌い」で、「妥協が嫌い」で、ドラマでもバラエティでも全力で戦うシーンは、多くの人が何度も目にしているのではないでしょうか?
そんな木村は、SMAPのことを話すときはとっても照れながら、でもすごく誇らしげに「うちら(SMAP)は…」と言います。
「自分は」ではなく「うちら」。この言葉が、木村の
SMAP愛を強く感じる瞬間でもありました。
木村が「動」のリーダーであるならば、中居は、「静」のリーダー。SMAPとしての「カッコよさ」は木村にすべて任せ、うしろからSMAPを支える役割。中居はよく「
マンネリと進化を大切にする」と話していました。ファンが大切にするマンネリとしてのSMAP、そしてファンが知らない進化したSMAP。このバランスをうまくとってきたのが中居だったんだろうと思います。
それを考えると、2016年に勃発したSMAP解散騒動で、ふたりが別々の行動をとったことに、じつはわたしは驚きませんでした。
中居と木村がなによりも考えたこと。それは
「SMAPの存続」だったはず。おそらくふたりともどちらかの意見が通っても、自分が悪者になっても、「SMAPでいること」さえ守れればいいと思ったんではないかと。であるからこそ、ふたりは異なる道を選択したように思うのです。結果、まさか木村ひとりが「裏切者」のレッテルを貼られてしまいました。
ただ「裏切者」のレッテルを貼ったのは、ファンではないと信じています。わたしのまわりでも木村を「裏切者」と呼ぶ人は誰もいませんから。
■SMAPの末っ子ふたりと中間管理職は
SMAPの末っ子ふたり
香取慎吾と
草なぎ剛、そして中間管理職として上ふたりと末っ子のあいだに挟まれた
稲垣吾郎。
それぞれのラジオ番組やバラエティ番組で、いまでも変わらずにSMAP曲が流れ、SMAPで行ったロケの話が、何の屈託もなく話されています。だからなんとなく、ファンもまだSMAPがあるかのような錯覚に陥ります。
「スマステ」で共演しているテレビ朝日の大下容子アナウンサーは、昨年の解散を受けて、香取のことを「香取さんはSMAPのことが本当に大好きで。いま、心が動かくなったのかな」と話していました。でも先日の「スマステ」での中居との共演は、本当にうれしそうで、ファンとしては明るい兆しを見いだしていたのですが…。
中居は、SMAPが解散するラストデイ・2016年12月31日の夜のラジオ番組でこんな風に語っています。「メンバーは、今年1年本当によくがんばりました。よくふんばったと思います。
(中略)最後までしっかりSMAPを務めたと僕は思います。ねぎらいとかお褒めの言葉をあげてほしいなと思います」。
まだ解散からたった6ヶ月。まだまだSMAPメンバーのキツイ年は続いているだろうと思います。この気持ちが癒えたときまで、待てるファンは多いはず。
文/筧みゆき
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