■千頭駅からバスで40分! 美肌の湯「寸又峡温泉」に泊まってみた
トーマス号が発車する新金谷駅へは、都内から片道2〜3時間程度。日帰りも十分可能な距離ですが、できれば1泊してのんびり過ごしたいものです。私たち親子が向かったのは、千頭駅からバスで山道を40分登ったところにある
寸又峡温泉。
原生林が多く残り、豊かな自然と昔ながらの風情が楽しめる秘湯です。南アルプスの麓から湧き出る温泉はぬめりがあり、
美肌の湯としても知られています。
緑に包まれた温泉街。トーマス号の影響もあり、週末は多くの宿が満室となっているそうです。
美しい景色に癒される足湯カフェ。川根産の紅茶やスイーツ、軽食などが楽しめます。
私たちは、足湯カフェに併設されている「
晴耕雨読ヴィレッジ」の「ハンモックルーム」に宿泊。ハンモックに揺られながら本を読んだり話に花を咲かせたりと、リラックスして過ごせました。夕食は庭でのバーベキュー、温泉は貸し切り利用OKと、ファミリーにうれしい宿です。
(左)2段ベッドが2つ並ぶ「ハンモックルーム」(右)宿の朝食はこちら。パンやサラダ、ヨーグルトなど、おしゃれでヘルシーなメニューにテンションが上がります。
寸又峡には絶景を楽しめる観光名所も。
全長90m、高さ8mの「
夢の吊り橋」は、揺れも大きくスリル満点。さぞかし息子も怖がるだろうと思いきや、「もう一回渡りたい!」と言うほど面白かったようでした。
2012年にトリップアドバイザーの「死ぬまでに一度は渡ってみたい世界の徒歩吊り橋10選」に選ばれたこともあり、多くの人で賑わっています。
トーマスに温泉にと大満足の2日間でしたが、心残りは地元の方が勧めてくれたトロッコ列車に乗れなかったこと。千頭駅から出発するトロッコ列車は急勾配をゆっくりと進み、車窓からは奥大井の渓谷美を楽しめるそうです。
もし来年も息子のトーマス愛が続いていたら、ぜひ訪れてみたいものです。
※価格はすべて税込です。
・大井川鐵道
http://oigawa-railway.co.jp/
・寸又峡ほっとステーション
http://www.sumatakyo-spa.com/
・晴耕雨読 ヴィレッジ
http://seikou-udoku2012.com/village/
ワーママの夏休み2017 ~子どもの長期休み乗りきり術~