連載記事:ぽんたの献立ノート~Ameba公式トップブロガー連載~
心に余裕が生まれる「冷凍作りおき」のすすめ【ぽんたの献立ノート~Ameba公式トップブロガー連載~ Vol.5】
食費、家事のスリム化を叶えるノート術として注目されている「献立ノート」。発案者のぽんたさんは、ご自身の献立ノートや日々のイラスト日記をブログで公開されています。
今回は、食材を余さず使い切る&ごはん作りの効率アップにもなる冷凍庫活用テクニックを、冷蔵庫マネジメント上手なぽんたさんに教えていただきました。
■「ついでにとりわけ」でオリジナル冷凍ミックスを!
家にある食材を確認しながら翌1週間分の献立を考え、買い出しが必要な食材は週末にまとめ買いをしているぽんたさん。
「ぽんたのーと」2017-03-23より
ある週の献立ノートをみてみると、ストック食材の欄には「みそ汁の具」「豆腐」「いんげん」など、冷凍ものがいっぱい!
「買い物は基本的に週1回」とすることでムダ遣いや食材ロスを減らしているぽんたさんにとって、冷凍庫の活用は欠かせないそう。
「炒めものや汁ものに使う野菜は、新鮮なうちにカットして冷凍することが多いんです」とぽんたさん。
食材のいたみを防げるうえ、調理時間も短縮できて一石二鳥です。
また、ぽんたさんならではのテクニックも。
「汁ものに使う食材は、たとえばチンジャオロース用のニンジン、生姜焼き用の玉ねぎ、炊き込みご飯用の油揚げ…など、他の料理に使う食材を少しずつボトルにとりわけて、『
汁もの用ミックス』として冷凍しています。
みそやコンソメ、鶏ガラ、塩など味付けを変えたり、他の具材をプラスしたりすれば、毎日違うスープを楽しめますよ」
何種類かの食材を調理のついでにとりわけて、
オリジナル冷凍ミックスをつくっておけば、忙しい朝や夕飯づくりのときに役立ちそうです。
食材を冷凍する際、くっつきやすいものは金属バットへ重ならないように並べて冷凍してから、保存袋などに移しているそう。
「金属バットに並べることでスピーディに冷凍でき、食材の風味も保たれると聞いて、私も実践しています」
また、たれに漬け込んだお肉類はジップ付き保存袋に、汁気の少ない野菜などは、リーズナブルなポリ袋の口をかたくしばって冷凍しているとも教えてくださいました。
■「冷凍作りおき」で、疲れた日も手作りごはんが食べられる!
最近では、お子さんの朝食用に焼きおにぎりや
パンケーキを
冷凍ストックしていると、ぽんたさん。
たとえばパンケーキなら、おやつのときに多めに焼いてピザ状にカットしたものを、まとめてジップ付き保存袋に入れて冷凍庫へ。
「冷凍庫から食べる分だけ取り出して2分弱チンすれば、焼きたてのような熱々の状態でいただけます。忙しい朝に重宝しますよ」
このほか、カレーやシチューといったルウを使った料理も、多めにつくって冷凍しているそう。
「ぽんたのーと」2016-10-10より
ある日のメニューは、多めに作って冷凍しておいたビーフシチューをリメイクしてオムライスに。
「カレーやシチューはアレンジしやすいので、あらかじめ翌週分のアレンジメニュー分までつくることもあります」
「チンするだけで食べられるものが冷凍庫にあると、ちょっぴり心に余裕ができる気がするんです」とぽんたさんがおっしゃるように、冷凍作りおきがあれば、疲れてキッチンに立つのがおっくうな日でも、ぱぱっと手作り料理がいただけますね。
「ぽんたのーと」2017-02-17より