ママ友から孤立するのが怖い 神経を使いすぎて毎日苦しいです 【心屋仁之助 塾】


ハラミさんは、いつから自分のことを、そんな人だと信じはじめたのでしょうか?

幼少時代から家庭の中で、自分だけ孤立しているように感じたことは、ありませんでしたか?

例えば、自分以外の家族が話していると盛り上がっているのに、自分が加わると、面倒くさそうな顔をされたような気がしたり…。

他の兄弟には笑いながら話しているのに、自分にだけ厳しいこと言われたように感じたり…。

そんな経験を繰り返していくうちに、「どうして自分だけ、仲間に入れてもらえないのだろう?」って、小さな子どもの頭で一生懸命考えて、自分の中に悪い部分や問題を、探しはじめます。

そして、仲間に入れてもらえない自分を、「こんなダメな所がある自分だから、仕方がない」と、納得させようとするんですよね…。

なぜなら、仲間に入れてくれなかったお父さんやお母さんを、悪者にしたくなかったから…。

自分を責めていた方が、楽だったのかもしれませんね。

子どもってそれぐらい、お父さんお母さんが、大切で大好きだったりするんですね。

そんな家族の仲間に入れて欲しくて、小さな子どもの自分は毎日精一杯、

「わたしこれで大丈夫だよね」「変な事言ってないよね」「表情は大丈夫かな」「失礼な事してないよね」と神経を使いすぎて返って不自然というか挙動不審な態度


を、がんばってきたのかも、しれませんね。


私もそうでしたが、家族の会話に入れなかったのは、ただ自分が一番小さくて、話に入れなかっただけなのかもしれない。話の意味が分からなくて、たまたま変なことと、捉えられてしまっただけだったのかもしれない。

こんなふうに、小さな子どもの自分が、誤解し始めてしまっただけ、なんです。

あなたは、変な人でも、失礼な人でも、ないのです。

今の苦しい現実は、あなたがそんな人ではないことに、気づくために、起きてくれているのです。

そしてきっと、ママ友さんを通して、神経を使いすぎる自分を、卒業する練習をさせてもらっているんですよ。

次の言葉も、言ってみてくださいね。

「私も仲間に入れて欲しいな」
「誘ってもらえないと、寂しいな」

変な自分が悪い! 失礼な自分のせい! と思っていると、言いにくい言葉かもしれませんね。
言ってしまったら、相手に申し訳ないとか、迷惑をかけてしまいそうだと、想像してしまったり…。

でもね、残念ながら、家族の中で孤独を感じていたあなたも、今のあなたも、これらの言葉を言わないから、周りが気づかなかっただけなんです。

もう一度、お伝えします。

あなたが、「変な人」や「失礼な人」、だったからではないのです。

「私は、自分の気持ちを伝えれば伝えるほど、大好きな仲間に囲まれる!」

この魔法の言葉を呟きながら、とっても勇気が要るし、怖いと思いますが、少しずつでもいいので、気持ちを伝える練習をしてみてください。

すると、ナイフで刺されるような恐ろしい孤独感から、自ら卒業することができると思います。

ハラミさんを、応援しています。

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