『コード・ブルー』山P、30代のリアルな結果。落胆の先に何を見つける?
■やっぱりこの5人の結びつきがサイコー!
新人フライトナース・雪村は、事故現場で藍沢、藤川(浅利陽介)からの指示を受けて器械出しをするも、作業に余裕がない。そこに、フライトナースに復帰した
冴島(比嘉愛未)が到着。医師からの指示が出る前に、自ら率先してサポートを行う。自分との違いを目の当たりにした雪村だが、以前のようにふてくされることはなかった。
そして、藤川は、雪村に「倒す相手として不足はないよね、がんばれ!」とニヤつきながら話す。この姿に、やっぱり藤川先生はこうでなきゃと一安心。
ついでに、ドクターヘリに向かう藍沢にさりげなくメディカルバッグを差し出す白石にホッコリ。冷凍倉庫で転びそうになった藤川を支える藍沢になぜか胸キュン。
白石&緋山という正反対コンビの他愛ない会話にニンマリ…。やっぱり5人の関係性が垣間見えるシーンは見どころのひとつ。今後もおおいに楽しみたい。
■成長するフェロー、結果がすべての藍沢、白石
「落胆は成功に繋がる。でもそれは、若い人の場合だ」「今の私たちに求められるのは、
成長ではなく結果。それだけだ」。そんな白石のナレーションは、まさに第6話のすべてだった。
臆病な自分を振り切った灰谷、自分なりの道筋を見出した名取、自分の未熟さを受け入れた雪村。
彼らは落胆を乗り越え、確実に前進した。
一方、フェローを信じ切れなかったことを悔やむ白石、ピアニスト・天野奏に後遺症を残してしまったことに苦悩する藍沢。キャリアを重ね、着実にステップアップしてきたゆえに、成長より落胆を感じることが多いというのは30代のリアルかもしれない。
第7話では、奏の緊急手術の真実が明らかに。そして、ドクターヘリの墜落(!?)と想像をはるかに超えた事態が発生。ヘリに乗っているのは誰なのか、もし墜落であるなら負傷はどの程度なのか…。第6話で「コード・ブルー」らしい緊迫の医療シーンが帰ってきたが、第7話はさらに息を飲む展開になりそう。
『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』第7話は8月28日夜9時から放送。
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