連載記事:パパママの本音調査
被災者が語る! 災害時に本当に役に立つもの VS立たないもの【パパママの本音調査】 Vol.149
■津波浸水予想地区や川の近くに住む人は
海や川の近くに住んでいる人は、自宅だけでなく、高台に住んでいる人にお願いをして、食料や避難グッズを預けて置けるといいようです。
「津波浸水予想区域に住んでいる方は、高台に住んでいる親戚や友人と相談して、自分が避難するときの食料や飲料を預けておくと良いと思います。私は車にも子どものジャンパーやひざ掛け、飲み物、食べ物を積んでいます。
旅行に行くときも、飲み物とおやつはカバンに入れています」(宮城県 40代男性)
■準備していても子どもを守ることで精一杯
実際には小さな子どもがいたりすると、避難グッズまで持って逃げることは難しかったという人も。カードや電子マネー派という人も、自宅には現金を用意しておいた方が防災対策としてはいいようです。
「思い返すと小さい子ども2人を抱きかかえ、外へ出ることが精一杯でした。荷物を取りに行きたくても、しがみついている子どもから離れることはできません。崩れる塀を見て、ただごとではないと気づき、どうしたらいいか考え始めました。幸い現金があったので買い物ができました。停電時はカードは使えません。それ以降、ある程度の現金はおろしておくようにしています。」(千葉県 40代女性)
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