自分を認める方法。自分への愛に気づくために【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「昔から自分のことが嫌い」という、まるさん(36歳・無職)に、心屋塾認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。
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■まるさんのお悩み
昔から自分のことが嫌いでたまりません。 中学受験をし、入学した学校では「隣人を自分のように愛しなさい。」との教育をうけました。 ですが、全く理解できずにいました。
むしろ、自分自身を愛せない人は、身近にいる友人や大切だと思っている人たちを、心から大切にできていないのではないか? 大切だと思っている感情は、うわべだけの偽物なのではないか、との思いにとらわれて、大変苦しみました。
また、自分を否定している状態では、最後は大切にしている人たちをむやみに傷つけてしまうのではないか、との不安から、自分自身の気持ちではなく、良い子と思われる行動をしてしまいます。
現在も自分を肯定できずにいます。
どうしたら、自分を認めてあげることができますか?
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾認定講師の大竹公子さんより
まるさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。
昔からご自分のことが嫌いなのですね。それはつらいですよね。私も心屋塾に出会うまでは自分のこと大嫌いでした。
さて、まるさんはなぜご自分のことが嫌いなのでしょう? なぜ自分を肯定できないのでしょう? ご質問の文章の中に書かれてなかったので、私の例をお話しさせてもらいますね。
私が自分自身のことを大嫌いだった理由は、性格も外見もダメだと思ってたからなんです。
ネガティブな自分、真面目な自分、冗談が言えない自分、社交的でない自分、目が小さい自分、頭が大きい自分、足が短い自分、などなどなど。自分のすべてが欠点だらけで、何ひとつ良いところがない。そんな自分なんて大嫌い。この自分のダメなところを変えることができたら、自分のことが好きになれるはず!
そう思い込んでました。つまり、
「欠点がある→それはダメなこと→だから自分が嫌い→だから欠点を直さなきゃ」
という考え方を持っていたのです。
だけど残念ながら「自分を変えたい」と思ってるときは、変わらないんですよね。逆に「自分はこのままでOK」と心底思えたとき、自然と変わるんです。