『コード・ブルー』山P、死なないで! 衝撃の最終回、3組の恋愛とその行く末は?
■描かれた3組の恋愛模様…その行く末は?
3rdシーズンでは、30代半ばに突入したオリジナルメンバー5人の恋愛模様にも注目が集まっていた。第1話で、早くも
藤川(浅利陽介)&
冴島(比嘉愛未)の同棲・妊娠が発覚。その後、冴島の毒ガス騒動を乗り越え、2人は結婚を決意するが、冴島の流産という悲劇に見舞われる。だが冴島復帰後は、調子のよい藤川にピシャリとツッコむ冴島という夫婦漫才とも言えるおなじみのやりとりが帰ってきた。
それにしても藤川は、男として急成長を遂げた。1stシーズンでは口だけのお調子者だったが、3rdシーズンでは藍沢に勝るとも劣らない“デキる医師”に。鋭い眼差しで処置をする姿はやたらとカッコよく、冴島にノロける姿は愛らしい。本当いい男になったなぁ…いまでは、冴島が惹かれるのも納得しかない。
そして、恋愛物語の中心人物となったのは緋山。渓流で負傷して救命に運ばれてきた料理人の
緒方(丸山智己)と、互いに言いたいことを言い合いながら心を通わせていく。かつてない幸せそうな表情を見せる彼女だったが、第9話では「いずれ緋山先生は俺といる時間が楽しくなくなる」「もう会うのはよそう」と突き放されてしまう。あまりに自分本位の発言に、緋山先生を傷つけないで~と思うが、おや? これは名取にも可能性がある…のか!?
これまでも、緒方にわかりやすく(かわいらしく)嫉妬してきた名取だが、先日もド・ストレートに「緋山先生がいないならここに未練はないです」と告げるなど、いまだ片思いしているのは一目瞭然。さすがに緒方がダメなら名取…ということは考えにくいが、それは本人のみぞ知る。緋山が医師として、そして女性として、どんな決断を下すのか楽しみだ。
そしてそして、忘れてはいけないのが「
救命にはお前がいる。お前はおもしろい」という思わせぶり発言で、白石との恋愛に発展するのかと視聴者を翻弄しまくった藍沢。
新海が白石を食事に誘い藍沢は嫉妬しているのかと思えばそんなこともなく、白石のお昼寝姿もそろりそろりとスルー。互いに「頼って欲しい」といった話を交わすものの、基本的にはすべて仕事上の話のみ。
第9話では「近くにいても遠くなる、そんな関係はイヤ」と白石が発するが、これを恋愛にこじつけるのは少々強引と言えそう。2人の恋愛には、医療を追求して欲しいと願うファンを中心に賛否両論あるも、それらもすべて藍沢先生が生きてこそ。恋愛成就じゃなくてもいいから、最後には藍沢と白石、そして、5人が笑いあう姿が見たい!
■地下鉄事故の結末は? 最終回の見どころチェック
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第9話では、橘(椎名桔平)の息子・優輔の心臓移植手術に搬送されるところまでが描かれたが、こちらも結末は最終回まで持ち越し。地下鉄線路内での崩落という悲惨な事故が起きただけに、同時進行している優輔の手術は成功すると願いたい。そして、藍沢の事故を知ったピアニスト・奏は、藍沢にどんな思いを抱き、その現実とどう向き合っていくのかも見逃せない。
前話のラストシーンでは藍沢が倒れている様子だけが映し出されていたが、予告には藤川が子どもを必死で助けようとするシーンも。
冴島が執拗に藤川の命の心配をしていたのが何かのフラッグではないかとも勘ぐってしまう…。最後にむなしく響いた「私の大好きなチームはバラバラになってしまった」という白石のナレーション。本当に、このままチームはバラバラになってしまうのだろうか…!?
どんな結末を迎えるのかまったく想像ができない『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』。最終回は、9月18日夜9時から30分拡大放送。
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