休日に子どもを放って寝てばかり…、こんな自分が嫌です【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「休日に子どもをほったらかしして寝てばかりな自分が嫌です」という、かなさん(39歳・パート)に、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。
© ALDECAstudio - Fotolia.com
■かなさんのお悩み
バツ2で、3人の男の子の母です。平日は子どもたちは学校、私も仕事があるので頑張って起きていますが、帰宅後は疲れきって何とかご飯を作っています。土日になるとグッタリで、何もしたくありません。
子どもたちは外へ遊びに行ったり、ビデオを見たりしており、朝・昼はパンやお菓子を食べさせて、私はずっと寝ています。夕飯は簡単なものを作って、あとはお風呂に入って寝ます。昼間ずっと寝ているのに、夜はしっかり寝られます。
以前は、休日に布団を干したり洗濯をしたり、部屋を綺麗にしていた時期もありましたが、ここ2〜3ヶ月、起きられなくなりました。「色々やらなければいけないのに」「子どもを公園にも連れて行きたいのに」なとと思いながらも起きられません。そんな自分が嫌ですし、生活していくことに疲れました。子どもたちにも強く当たってしまい、毎日とても疲れます。
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより
かなさん、毎日よく頑張って来られましたね。本当にお疲れ様です。何もする気になれない状況のなかで、ここにご相談くださったこと、ありがとうございます。
今回のように弱みをさらけ出したり、心の内を開いたりという行為が、かなさんを支えていってくれるのではと感じました。それができたならば、きっともう大丈夫ですよ。
起き上がれなくなるくらいに限界いっぱいまで頑張ってこられたと言うことは、身体はもちろん、心もとても疲れていることでしょう。もともと頑張り屋なのに、今の状況になって「さらに頑張らなければ」とご自身を奮いたたせてこられたのだろうと思います。
休日に寝ているとき、頭の中にはどんな言葉が浮かんでいますか? 自分にどんな言葉をかけていますか? 「私がもっと○○すれば」「私が△△だからいけないんだ」など、ご自身を責める言葉がぐるぐると回っていないでしょうか。
もしそうだとすれば、いつ頃からそんな言葉を自分にかけるようになりましたか? もしかしたら、過去に誰かに何かを言われたことで、「自分は△△な人間なのだ」と信じ、それはダメなことだと思うようになっていませんか?