仕事で失敗した… 落ち込んだときに立ち直るには【心屋仁之助 塾】

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「失敗するのが怖い」という、みぃこさん(50歳・司会業)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。

目次

・みぃこさんのお悩み
・心屋塾認定講師の野田和美さんより


仕事で失敗した… 落ち込んだときに立ち直るには【心屋仁之助 塾】

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■みぃこさんのお悩み

披露宴の司会の仕事をして23年になります。 先日、あってはならない失敗をしてしまいました。 新婦の名前を読み間違ってしまったのです。 新婦ご本人は、「私は気にしていませんよ。大丈夫です」とおっしゃっていただきましたが、お母様がご立腹。

披露宴の翌日、ご自宅まで謝罪に行きました。
あの時の、ざわざわ感、恐怖感は、以前にも経験が…。

実は何か失敗したり、叱られたりすると、いつも心が締めつけられ、みんなが私のことをダメな人と思っている、と感じてしまいます。叱られる恐怖感、失敗する恐怖感、好きな仕事ができなくなる恐怖感が消えません。

(お母様には誠意が伝わりお許しをいただきました。 )

※一部、質問内容を編集しています。



■心屋塾認定講師の野田和美さんより

みぃこさん、ご相談ありがとうございます。

失敗が許されない場で、失敗する恐怖感が消えない…好きな仕事をされていらっしゃるとはいえ、毎日このような心持ちでいらしたら、さぞかし辛いのではないかとお察しいたします。

みぃこさんが辛いのは、

失敗すると叱られる

叱られるとダメな人だと思われる

ダメな人だと思われると仕事ができなくなる

のようにすべてを結びつけて考え、それがぐるぐると悪循環になっているからだとお見受けしました。


「失敗してはいけない」と心配し続けることは、頭のなかに常に「失敗」がある状態になります。

「みぃこさん、ピンクのゾウを想像しないでくださいね」と言われたとき、頭の中にピンクのゾウが浮かびませんでしたか?

そうなのです。これは心理学で「否定命令」といいます。私たちの脳は肯定と否定が区別できないのです。

ですので、まずは「失敗してもいい」と口にして自分に許可を出し、固くなっている心と身体をゆるめてみてほしいのです。そして、その後に「大丈夫!」という魔法の言葉を自分に言ってあげてほしいのです。


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