連載記事: #おしゃれカフェ
テーマは「イギリスのおばあさん」。完璧な料理と空間美で話題のカフェ #西馬込 #ýohak #おしゃれカフェ Vol.40
都営浅草線の西の終点、西馬込に「ýohak(ヨハク)」がオープンしたのは、2016年12月。中心地のにぎわいから離れた場所にもかかわらず、丁寧に作られた料理とスィーツを目当てに、早くからオープン待ちをする方がいる話題のカフェです。
もとは文房具屋さんだったという建物は天井が高く開放感があり、タイルの床も当時のものをいかし、マットなグレーと白の壁が清潔感もあり、しゃれています。
カフェのイメージは、イギリスに住むおばあさんが日本の喫茶店に影響を受けてイギリスでカフェを開いたら、どんな空間になるだろう…と店主の稲葉 秀樹さんの架空の設定から生まれました。
日本の喫茶店のように壁際にコーヒーカップが並べられ、レジカウンターの木製のライトや椅子も日本製だそうですが、ヨーロッパ的なモダンな空間に仕上がっています。
メニューは、サンドイッチやサラダ、スィーツ、ドリンクなどの単品のほかに、フードセットやデザートセットなどもあります。
さりげなく壁を飾っているのは南川史門さんの額装されたトランプ。
この日は、“塩さばと季節野菜のサラダ+サンドイッチ+ドリンク”のセットにしました。
塩さばと季節野菜のサラダ+サンドイッチ+ドリンク ¥1,400 (税込)
サラダは小さな歓声をあげてしまうほど、色とりどりの野菜がたっぷりの美しいひと皿。すぐにフォークに手を伸ばさずに、上から横からお皿を眺めます。脂がのった塩さばと、自家製ドレッシングをまとった野菜ひとつひとつの味を確かめながら味わう楽しさ。