たまり続ける子どもの作品、どうしてる? 親子で協力の「見せる収納」で一気に解決!
■作品の立体感・存在感が際立つイーゼルは100均でも入手可能
もっと手軽に済ませたい時は、100円ショップでも手に入る
イーゼルを常備しておけば簡単。その上にのせるだけで、なんだか作品がちょっと立派に見えます。厚みのあまりない作品なら立体的にも飾れます。
■飾れないほどの大作は、写真に撮ってハンギング
レゴなどで作った作品も写真で保管
飾るスペースがない、飾るには作品が大きすぎる場合は、写真に撮って保存しましょう。クリップで
ハンギングすれば、省スペースにたくさんの作品を飾れるだけでなく、製作順に配置すればわが子の上達具合もわかります。
■たまった作品は親目線、子ども目線の両方で上限を決めて保管
一定期間、大切に飾ることが肝心です。親も子どもも「作品を大切にした、
生かした」という気持ちになれるので、作品を処分しやすくなるのかもしれません。
それでも、子どもたちは日々作品を作り、家に持って帰ってきます。「1年にファイル1冊分」、「園時代に箱1個分」など
保管する量をあらかじめ決めておくと、一定期間ごとに取っておく作品・処分する作品を選びやすくなりますね。
時には、親が取っておきたい作品と子どものそれとが違うこともあるでしょう。親子それぞれの
ベスト10を、お互いに選んでおくのもいいでしょう。
子どもたちが小さい頃は、とても手放せないと思いこんでいた作品や思い出の品も、子どもが大きくなるにつれ「なんでこんなに大量にとっておいたんだろう?」という心境になることも。
子どもと一緒に、小さい頃の思い出を語りながら一緒に保管するもモノを選ぶのも楽しそうですね。
絵など紙モノはファイルで保管すると見やすさアップ
参考図書:
「子どもがどんどん整理整頓したくなるお片づけ帖」(永岡書店)
子どもが散らかしてばかりで部屋が全然片づかない…。そんな悩みをお持ちの方に向けて、子どもが自分から楽しく片づけをしてくれるようなノウハウを写真やイラストを多用してご紹介。子どもが無理なく自然にお片づけができる “しかけ” を多数掲載しています。
カール友波(となみ) プロフィール
大阪芸術大学デザイン学科インテリア専攻卒業。整理収納アドバイザー1級。整理収納アドバイザー2級認定講師。9歳以下の子どもの保育者向け「整理収納教育士」認定講師。子育てが一段落した後、大手家事代行会社のお片づけ部門を立ち上げ、様々なお客様のニーズに応えながら整理収納サービスに邁進。
独立後、埼玉県内、都内、首都圏を中心に整理収納アドバイザー2級認定講座、「親子で学ぶおかたづけ」などのセミナーを開催。日本ではじめて生涯教育としてのお片づけ=「かたいく」を提唱し、普及に努めている。
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