いつもそばにはアイツがいた! “二番手”仮面ライダーとの友情と絆
©BestForYou‐stock.adobe.com
子どものそばには、切磋琢磨しながら一緒に成長できる
バディ=相棒がいてほしいと思いませんか?
小さい頃から遊んだ幼なじみ、園や学校で一緒に勉強やスポーツで競った同級生。ケンカしては仲直りを繰り返し、困難に直面した時は一緒に乗り越える。そんな、親友でありライバルでもある相棒の存在は、子どもの成長には欠かせません。
そして、悪と戦う
仮面ライダーにも、いつも相棒がいました。
■初代・仮面ライダーのピンチを助けた仮面ライダー2号誕生秘話
仮面ライダーといえば、たった一人で悪と立ち向かうイメージがありませんか? 実は、初代・仮面ライダーにも相棒の仮面ライダー2号がいました。
実は、この仮面ライダー2号、初代を演じた
藤岡弘、さんが撮影中のバイク事故で大ケガを追い、半年以上の休養が必要となったため、
急遽、誕生したキャラクターでした。
そこで、初代は海外のショッカーと戦いに行ったことに設定を変え、仮面ライダー2号が誕生したのです。しかし、2号を演じた佐々木剛さんが自動二輪の免許を持っていなかったため、藤岡さんのようにバイクに乗りながら「変身!」ができず、今となっては定番となっている
変身ポーズが誕生したのだそうです。
まさに、初代の
ピンチを相棒、2号が助けたわけです。藤岡さんのケガが完治した後は、初代・2号が共演するダブルライダーがしばらく続き、その後、2号は南米のショッカー勢力を追って旅立ちました。