「人にどう思われるか」が気になり、自分の気持ちを飲み込んでしまう【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の気持ちを飲み込んでしまう」という、ももさん(22歳・接客業)に、心屋塾認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。
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■ももさんのお悩み
私は、自分の気持ちを友達にすら言えません。嫌な事は嫌、悲しい事は悲しい、と言えません。
家族に対しては、悲しいとか傷ついたなどを言えない変わりに、反抗ばかりして暴言・暴力で表してきました。今は、自分の考えが正しいのか間違っているのか、自分はどうしたいのか、どうされたいのか、すらわからなくなってました。
例えば友達に約束をドタキャンされると、悲しいし腹がたつのですが、そんな事で怒ってしまう自分がいけないのではないか? 普通の人はもっと心が広いのではないか? と思うと、自分の感情が表現できません。
また「理解されたい、愛されたい、認めて欲しい」という欲求が強く、恋愛でも人を信じることができません。
わがままを言って相手がどこまで受け入れてくれるかを試してしまいます。
仕事でも気分に波があり、誤解されやすいです。そして、何かあると周りは私の事を“ダメ人間”だと思ってるのではないかと、不安になり泣いてしまいます。
歳を重ねれば重なるほど人間関係がうまくいかなくなります。なぜ私は生きているのか、こんな人生がずっと続くのかと思うと生きる気力がなく、希望なく、もう死にたいとすら思わなくて、無になって何もしたくなくなります。
このままではダメだと。何かを変えなければと思いますが私はどうしたら良いのでしょうか?
■心屋塾認定講師の大竹公子さんより
ももさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。
「もう死にたいとすら思わなくて、無になって何もしたくなくなります」という部分を読んで、私も昔「死にたい」より「消えたい」と思っていたなぁということを思い出しました。