左から、山崎大輝さん(ナーガ・レイ)、岐洲匠さん(ラッキー)、、榊原徹士さん(スパーダ)
大人気放映中の
『宇宙戦隊キュウレンジャー』から、戦隊シリーズでは初となる長編ドラマCD
「『宇宙戦隊キュウレンジャー』泣かせろ! タマキュウ一座大一番!」の発売が決定しました。
同作には、
岐洲匠さん(ラッキー)、
山崎大輝さん(ナーガ・レイ)、
榊原徹士さん(スパーダ)の他、M・A・O(ラプター)、神谷浩史(ショウ)、鈴木達央(チュウネンシャチュー)ら豪華声優陣も出演。TVシリーズの脚本も手がける下山健人氏による、完全新作の音声ドラマCDとして、2018年1月26日に販売開始します。
岐洲さん・山崎さん・榊原さんの3名の囲み取材で、ドラマCDの見どころなどを語っていただきました。
■戦隊シリーズ初の挑戦は…「待ってました!」
ラッキー役:岐洲匠さん
――ドラマCD化をすると最初に聞いたときには、どう思いましたか?
岐洲:戦隊シリーズで初のドラマCDということで、最初に聞いたときは「僕が思っている以上にキュウレンジャーってがんばっているな」と感動しました。
山崎:ドラマCDでは、キュウレンジャーのこれまでとは違った魅力に気づいてもらえるんじゃないかと思うので、皆さんのお手元に届くのが楽しみです。
榊原:正直に言っていいですか? 「待ってました!」と思いました。キュウレンジャーは、これまでの戦隊シリーズではやってこなかった“新しいこと”をいろいろやらせていただいています。でも、「ドラマCD化」というのは驚きました。
しかも、レギュラーメンバー全員ではなく、僕ら3人だけ。さらにプロの声優の方々が共演していただけると聞いて、「どういう展開になるんだろう」と不思議に思っていたんです。そうしたら、「こう来るか!」と。
いい意味で裏切られましたね。
■いつもとは違う岐洲、山崎、榊原の演技を要チェック!
――今回のドラマCDの聞き所はどこでしょうか?
ナーガ・レイ役:山崎大輝さん
岐洲:いつもとは違う僕らの演技が聞けるところですね。スパーダはそれぞれの家族の分まで演じているので、そこも聞き所です! プロの声優さんとのやり取りもぜひ楽しんでください。
山崎:普段だったら映像ありきで聞こえてくるものが、今回、映像はなくて音と声だけなので、想像しながら楽しんでいただけると思います。「どんな顔でやってるのかな」「どんな怪人と戦っているのかな」とイメージを膨らませられるポイントがたくさんあります。
榊原:レギュラー放送がはじまった当初に、家族について触れたことがあるんですが、今回のドラマCDではそれを掘りさげた内容になっています。キュウレンジャーの個性にも触れているので、そこが聞き所ですね。
――楽しみにしている子どもたちとお母さん方に一言!
榊原:キュウレンジャーらしいお決まりのこともあるし、
笑いあり涙ありの大騒動が待っているので、楽しみにしていてください!
■3人から見た、それぞれの“いいところ”とは?
スパーダ役:榊原徹士さん
――声だけの演技をしている中でお互いに「ここがいいな」と思ったところはありましたか?
岐洲:スパーダ(榊原)のアドリブがすごかったですね。スパーダのアドリブの次にナーガ(山崎)のセリフが入るんですけど、想像の10倍以上の長さのアドリブが続いていて…。
山崎:しかも一人で何役ものアドリブをやっているので、僕のセリフをなかなか入れられなくて! 笑うのをこらえるのが大変でした。
榊原:お聞きになるみなさんにも、そこで笑っていただければ最高ですね。
――聞くのがますます楽しみになりますね! 山崎さんの声についてはいかがでしたか?
岐洲:あったかな~(笑)。ナーガが怪談話をするシーンがあるんです。そこで「感情が出てないところがいい感じになっているな」ってスパーダが言うんですが、本当にゾクゾクするような、感情のないキャラクターを完璧に演じていましたね。
――山崎さんから見たお二人はいかがでしたか?
山崎:徹士くん(榊原)は、スパーダのキャラクターを生かしながら、徹士くんの得意のポジションにもっていくのがすごいなと思いましたね。
めちゃくちゃおもしろかったんですよ。おもしろすぎて、僕もラッキー(岐洲)も次のセリフが出てこなくなったりして…(笑)。
ラッキーは、映像のときと一貫しているものがあって、「やっぱり、レッドなんだな」と感じさせられる部分が多かったですね。
岐洲:でも、あれも徹士さんのおかげですね〜。
――お二人からとても褒められていますが、榊原さんはいかがでしたか?
榊原:2人は
“色付け”がすごいなと思いました。僕たちは、それぞれの役を演じているけれど、今回は声だけなので、声に色を付けていかなければならなくて…。どんな状況でも対応できる柔軟性がすごいなぁと感じました。2人とも勘がするどくて怖いほどでしたね。
岐洲:かみまくりましたけどね。
榊原:いや、それは俺も!
山崎:スパーダがかむとうれしかったもんね(笑)。
■ヒーローはお母さん!? 少年時代の憧れヒーローは?
――少年時代憧れていたヒーローはいますか? また、憧れる存在になった感想も教えてください!
岐洲:子どもの頃のヒーローは
「仮面ライダークウガ」でした。戦隊だと「侍戦隊シンケンジャー」世代ですね。高校生になっても仮面ライダーも戦隊シリーズも見ていたので、ヒーローになれたときはとてもうれしかったです。
――レッドに決まったときは、いかがでしたか?
岐洲:レッドって決まったときにはホッとしました。“最終オーディション”という名前のオーディションが何回もあって。じつは、実際の最終オーディションの前に、母に「レッドで決まったよ」と連絡してしまっていたんです。
そうしたらまた“最終オーディション”があって…ドキドキしましたよ。レッドになれたのは奇跡だと思っています。
――それは、ドキドキしますね(笑)。山崎さんのヒーローは誰でしたか?
山崎:もちろん、仮面ライダーや戦隊シリーズは見ていて大好きだったんです。でも、大人になって子どもの頃を振り返ってみると、僕の中のヒーローは
「お母さん」だったなと思うんですよね。手のかかる子どもだったので、これから少しでも恩返しができていけたらうれしいですね。
――いま、全国のお母さんが涙してますよ! ヒーローになったときはどう思いましたか?
山崎:ヒーローになってからしばらくは、実感が沸かなくて…。子どもたちに「ナーガ!」と声をかけられるようになってから、じわじわと実感が沸いてきましたね。
――東京ドームシティのシアターGロッソでも公演されていますよね。
山崎:公演中に、子どもたちから劇場が揺れるほどの声で「がんばれー!」と言ってもらえると、
「僕たちは倒れたらいけないヒーローなんだな」と身が引き締まりますね。
――子どもたちみんなのヒーローですもんね。榊原さんのヒーローは誰でしたか?
榊原:
「忍者戦隊カクレンジャー」世代なのですが、その中の「ニンジャブラック」の立ち位置が異色で憧れていました。すごくかっこよくて、ニンジャレッドよりも好きだったんです。
いま、僕はカジキイエローを担当していて、マイスターであって星(スター)じゃないんですけど…。それでも「スパーダ!」って呼んでくれる子どもたちがいる。うれしいですね。
――オリオン号の調理担当ですもんね。
榊原:
「誰だってヒーローになれるんだ」って僕が一番証明していると思っています。ヒーローは、料理人でもなれます! みんなヒーローになれる可能性をもっているんです。だから子どもたちにも「がんばれ!」って伝えたいですね。
インタビューの間もお互いの話にツッコミを入れるなど、仲良しな雰囲気を見せてくださった3人。それぞれの個性が光るドラマCDを聞くのが楽しみです!
ドラマCD『宇宙戦隊キュウレンジャー』泣かせろ! タマキュウ一座大一番!
2018年1月26日販売
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