サンタさんは本当にいる? 正体を知りたがる子どもへの解答ベスト4
小さい頃は純粋な気持ちでサンタさんを待っていたのに、ある日ポロッと「サンタさんって、本当にいるの?」と聞いてくる子ども…。世のママ・パパがいつかは直面するプチ試練です。
ついドギマギしてしまうこの質問に、どう答えればいい? スタンダードから変化球まで、「サンタさんって、本当にいるの?」問題に立ち向かったママたちのエピソードをご紹介します。
■パターン1:「君はどう思う?」と逆質問で、自分で考えさせてみた
まずは小5の男の子と2歳の女の子のママ、Yさんのエピソードから。
「昨年、当時小4だった長男から『友だちも言っているけど、サンタさんって本当はパパとママなんでしょ?』と言われました。
肯定するのも違うかな、と思い、『
君はどう思うの? もちろん、パパとママがサンタさんだって思うならそれでもいいけど、ママはサンタさんはいるって信じているよ』と返しました。
すると息子は、うーん、と考え込み始めました。きっと、サンタさんは親なんじゃないか、と思う気持ちと、本当にいるって信じたい気持ちが半々なんでしょうね。
今年はまだサンタの正体についての話題は出ていないので、まだ考え中なのかな?」(Yさん)
肯定も否定もせず、子どもが自分で考えるようにうながす作戦をとったYさん。自分で出した結論なら、子ども自身のハラオチ度も高そうです。
■パターン2:サンタクロースの“存在”自体をぼやかしてみた
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小3の女の子のママ、Uさんは、最初からちょっと変わったアプローチを取られています。
「いずれくるそのときに備え、わが家では娘が小さい頃から『サンタさんは、いろんな姿でやってくるらしい』と話していました。
先日、いよいよサンタさんの正体について聞かれたので、『ママも見たことないからわからないけれど、こういう姿でやってくることもあるみたいよ』と、緑の服を着た小人がブタに乗ってプレゼントを配っている北欧のポストカードを見せました。
娘は一瞬『えっ…』となりましたが、おなじみの赤い服のおじいさんよりは信ぴょう性が高かったのか、『小人ならどこからでも入れるもんね』と納得していました」(Uさん)
サンタさんのイメージ自体をふわっとさせておけば、もしパパがプレゼントを置く場面を見られても、「パパの姿に変身したんじゃない?」とごまかすこともできそう!