存在価値がないと感じたときに思い出してほしい魔法の言葉「5つ」
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「存在価値がないと感じてしまう自分を変えたい」という、みらいさん(34歳・教師)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。
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■みらいさんのお悩み
昔からの夢で、海外で仕事をしていますが、職場は想像していたものとはかけ離れており、自分がどんどん存在価値がなく思えて仕方がなくなっています。もともと自分の話をするより人の話を聞いているタイプでしたが、それが間違っているように感じ、上司にまったく存在を感じてもらえていない孤独を感じます。
自分を変えたくて今の場所へ来たのに、自分の選択が正しかったのか、自分は何なのかもわからない日々を過ごしています。このような自分を変えるためのアドバイスをいただきたいです。
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんより
みらいさん、海外で仕事をする夢を叶えたのですね。おめでとうございます! その行動力、素敵です!
その職場が想像と違っていたとのこと。せっかく「夢を叶えた!」だけに、悲しい思いをしていることと思います。けれど、みらいさん、そのお悩みは「その職場だから」ではなく、これまでの考え方が顕著に露見した結果なのではないか…と私には思えるのです。きっと、今が”向き合いどき”なのでしょうね。一緒にひも解いてみましょう。
まずは思い出してみてください。そもそも、みらいさんはなぜ、海外で仕事をしたかったのでしょう?
その仕事内容が海外でなければできない、あるいは、海外でなら日本と違ってこんなふうにできるから…など、「したい仕事」がそこにあった印象が、投稿からは残念ながら伝わってきません(書いていないだけなら、ごめんなさい)。
ご自身でもおっしゃっているように、海外で仕事をしたら、自分が変われると思った。けれど、変われなかった…ということなのだと思うのです。
みらいさんは、海外で仕事をしたら、どんな自分になれると思っていましたか?
おそらくですが、「そうなりたいのになれない」悩みは、今にも始まったことではなく、日本にいた頃から持っていたのではないでしょうか。存在感がない、存在価値がないと、日本でも同じように感じていませんでしたか。
それを払拭したくて行ったのに、海外では自己主張がより必要とされるために、さらに強くその悩みを実感する結果となったのかもしれません。
海外に行ったことで、日本にいる知り合いには一目置かれ、希望を叶えられた部分も多少あるのかもしれません。それでもやっぱり、満たされない――。