あなたはどっち? 心理カウンセラー的「占い」の楽しみ方

目次

・頼りすぎる傾向にあるのは「自分を信じていない人」
・「自分の声を教えてもらった」占いをほどよく楽しむ秘訣
・「ただの占い好き」との境界線は?
・家族への不満度を知るサインかも
あなたはどっち? 心理カウンセラー的「占い」の楽しみ方

ⓒAfrica Studio-stock.adobe.com




新しい年の始まりは、一年の運勢が気になりますね。実は、私も占いは大好き。その時々で結果を楽しんでいます。でも、未来の自分をすべて占いにゆだねてしまう人も、世の中には少なからずいるようです。

「どうなるか分からない未来が不安。だから占いに答えを教えてもらいたい」

その気持ち、よくわかります。今回は、占いをちょうど良く楽しむためのコツについてお話ししましょう。

■頼りすぎる傾向にあるのは「自分を信じていない人」

占いに頼りすぎる人は、「頼りやすい」環境に身を置いている場合が多いといえます。例えば、ミスが許されない立場にある、あるいは失敗できないと本人が思い込んでいる環境にあるなど…。
また、これまでがあまりに物事がうまくいきすぎたせいで、かえって自分の弱みを家族を含め誰にも見せられない状態になっていたり、ということもあります。

気持ちの部分で、自分のことをどこかで信頼していなかったり、自分を無力だと思ってしまっている人。こういう人は、占いに左右されてしまう傾向が強いといえます。

■「自分の声を教えてもらった」占いをほどよく楽しむ秘訣

「何人も占い師さんに聞いてみたけど、みんなバラバラで迷ってしまう」という人がいます。

それもそのはず、占い師さんは自分の声の代弁者でもあります。自分の心の声に気づかせてくれるわけです。だから、自分の心が迷っていれば、占い師さんの答えもバラバラになるのは当たり前。占いを適度に楽しむなら「自分の心の声を代弁してくれている」と思うことが大切です。


もし、占いの結果が悪かった時は、自分のネガティブな声を教えてもらったと受け取りましょう。「今は運気が悪いからやらないほうがいい」と言われたら、今自分はやりたくないと思っていると考えればいいのです。

それに対して「それでもやってみよう」と思うのか「今はやらない」と決めるのかは、自分次第。占いに対して「心の声を代わりに言ってくれてありがとう」と受け止めれば、もっと気楽に楽しめますね。


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