あなたはどっち? 心理カウンセラー的「占い」の楽しみ方


■「ただの占い好き」との境界線は?

あなたはどっち? 心理カウンセラー的「占い」の楽しみ方

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「ただの占い好き」と「占い依存」の違いは、どこにあるのでしょうか?

あなたは、困った時、不安に思った時に「あの人ならどう言うだろう」と占い師さんを思い浮かべたことがありますか? その時は、要注意。自分ではなく、他人に決めてもらおうと思っていること自体が、占いという「他者」への依存傾向が強くなっているサインでもあります。

答えを自分で決めるのは、とても心を消耗する作業ですし、自分と向き合うのはしんどいですね。でも、自分と向き合い、努力しない限り、これまでの流れを延々と繰り返すしかありません。「どうして私はこうなっているのだろう?」と自分自身を見つめ直すチャンスととらえましょう。


■家族への不満度を知るサインかも

当事者ではなくその夫から「妻が占いばかりしている。どうしたら良いか」という相談が持ちかけられるケースもあります。その場合、妻が「家族」そのものに対して悩みを抱えていることが多く、妻の悩みをもちろん夫は気づいていません。

そういった事例では、これまでの経緯や事実の中から、その悩みのきっかけを探していくことになります。事実をあげていくと、「おそらくこれが原因では?」という妻が抱いている不満、悩みがぼんやりと浮き上がってきます。そうなれば、そこからは夫婦での話し合いが必要となります。

妻がもし占いばかりしていると感じたら、「何か不満を抱えているのかな?」と心の内を気にかけてあげましょう。そして、妻にきちんと向き合って話し合う機会を持つ、妻の不満に共感するということが大切になってきます。


企業の経営者などは、さまざまな結果を想定して悩み抜き、すべての責任を負う覚悟で物ごとを決定します。けれど、最後の最後、もうひと押し欲しい。そんなとき、神社やパワースポットに行ったり、占いをしたりするそうです。

思いを貫く時、その原動力のプラスαとして何か、例えば、占いを頼りにすることは良いことだと思います。自分と向き合う、そのひとつのきっかけとして、占いを楽しみましょう。


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