深キョンのドラマで登場したコーポラティブハウスの魅力

目次

・コーポラティブハウスとは?
・ティファニーブルーを取り入れた遊び心いっぱいの家
・大人っぽい空間の“THE オシャレ”な家
・デザイン性を重視したオシャレな空間が広がる家
・ママと子どもの暮らしやすさが最優先の家
・コーポラティブハウスの利点と難点
・子育て世代にはメリットがいっぱい!
・マイホームの選択肢のひとつに
『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット
深田恭子松山ケンイチ演じる五十嵐夫婦の不妊治療を主軸に、コーポラティブハウス『PUZZEAL』で暮らす4組の家族について描く『隣の家族は青く見える』

第3話で初めて五十嵐家に入ったちひろ(高橋メアリージュン)が、家のデザインが「全然違う!」と興奮気味に話していたが、そもそもコーポラティブハウスって? メリット・デメリットは? 『隣の家族は青く見える』の美術セットの秘密に迫りつつ、住宅購入のヒントを探っていきたい。

■コーポラティブハウスとは?


『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット
コーポラティブハウスとは、住宅購入を希望する人たちが組合を結成し、土地の取得から建物の発注までを自分たちで行う集合住宅のこと。一般的なマンションと違い、入居者が住まいを自由に設計できるのが特長だ。
『隣の家族は青く見える』

© フジテレビ


第3話で渉(眞島秀和)と朔(北村匠海)のキスを奈々が目撃するというハプニングは、エントランスを抜けたところにある中庭で発生。これは『PUZZEAL』の住人が自由に行き来できる共有スペースで、このような空間についても入居者が意見交換をしながら造り上げていく。

『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット

『PUZZEAL』の模型


ちなみにコーポラティブハウスは、住宅購入を決めてから入居まで2年程度の期間を要するそう。すぐに入居できないことはデメリットとも言えるが、設計段階からこだわって作ることを考えれば妥当だろう。

■ティファニーブルーを取り入れた遊び心いっぱいの家

『隣の家族は青く見える』

© フジテレビ


先述の通り、コーポラティブハウス最大のメリットは、家庭ごとに自由にデザイン設計できること。奈々(深田)とちひろが「同じ建物とは思えない」「さすがコーポラティブハウス!」という会話を繰り広げていたように、ドラマに登場する4家族もそれぞれ家のテイストがまったく異なる。

『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット

五十嵐家リビング


たとえば、スキューバダイビングのインストラクターとして働く奈々と、おもちゃ会社に勤める大器が暮らす五十嵐家は、遊び心があふれる空間。ドラマのテーマカラーである“ティファニーブルー”を取り入れながら、マリンっぽさも随所にちりばめられている。
『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット

五十嵐家ベッドルーム


「奈々と大器はオシャレではないけれど、2人の好きなものを合わせたら偶然オシャレに見えた」という感覚を意識して造られた住まいは、妊活をテーマに掲げているため、あえてリビングの奥の見える位置にベッドを配置。

『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット

五十嵐家の棚に飾られた色紙


部屋のいたるところに友人らからのメッセージなどが飾られており、「人に好かれる2人」らしいスペースに仕上がっている。

■大人っぽい空間の“THE オシャレ”な家

『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット

川村家ダイニング


子どもを持つつもりのない川村家は、スタイリストとネイリストのカップルということもあり、ダークカラーを貴重としたシックなデザイン。とにかくオシャレなものを詰め込んでいるため、若干バブリーな雰囲気も…。

『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット

川村家ベッドルーム


シルエットの見えるシャワールームや、広々としたベッドなど、大人の男女が暮らすエロティックな様子もプラス。
『隣の家族は青く見える』コーポラティブハウス美術セット

川村家ベッド横にあるネイルスペース


ちひろのスペースもしっかりと確保。だが、物語は亮司(平山浩行)の息子と一緒に暮らす(!?)というまさかの展開へ。この大人っぽい空間に、どのように子育て要素を取り入れていくのかにも注目したい。

『隣の家族は青く見える』

© フジテレビ




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