「弟がピンクのフリル!?」そんな悲劇を避ける「男女間おさがり」子ども服選び4カ条
すぐ着られなくなってしまう子ども服。2人以上子どもがいる家庭なら下の子へのおさがりで再利用できるものの、性別が違う場合はそうはいきません。下の子がいるのにおさがりを活用できないなんてもったいない! と無理やり着せちゃう、なんてママもいるのでは?
たまに見かけますよね、フリルを着ている男の子、戦隊モノを着ている女の子。はたから見ると、かなりちぐはぐ感は否めないのですが、子ども服のコスパを考えるとついやってしまう“あるある”だったりも…。
「もったいないけど、フリマアプリに出品する時間の余裕もないし…」というママの悩みをよく聞きます。実は、解決の近道は、ちょっとした「洋服選び」のコツにありました。
■男女おさがり術その1:値の張るアウターは「ユニセックスなデザイン」
例えば、秋冬もののアウター。子ども服の中でも、結構な値段がするアイテムですね。できれば、下の子にもたっぷりと着てもらい、元をとりたいものです。
となれば、高価なアイテムを選ぶ基準は、ユニセックスなデザインに着目すべし。リボンやフリルなどのガーリーなデザインはできるだけ避け、男の子でも女の子でもOKなデザインを選びましょう。
おしゃれに敏感になってきた女の子には「これにふわっふわのスカートを合わせたらお姫さまみたいだよ」と、コーデ提案でテンションをあげてみましょう。
■男女おさがり術その2:迷ったら「男女兼用3大アイテム」を選ぶべし
男女兼用マストアイテム1:「黒のレギンス」
男女兼用できるアイテムのナンバー1は「黒のレギンス」。男の子はもちろん、女の子がそのまま着てもかわいいですし、スカートやワンピースのインに合わせるのもOK。
どんなコーディネートにもどんなシーンにも活用でき、さらに、よそいき着でも保育園着でも対応可能です。筆者はサイズアウトするたびに買い足しているほど。ファストファッションブランドで安価で手に入るのもうれしいですね。
男女兼用マストアイテム2:「デニムパンツ」
言わずもがな、どんなトップスとも相性抜群の着まわしアイテムです。
選ぶ際のポイントは、ゆったりとしすぎないスキニーシルエットを選ぶこと。あまりダボっとしていると女の子には似合わない場合も。さらに装飾やワッペンなどのついていないベーシックなデザインを選ぶこと。デザインディテールで男女差が出がちなので、いたってシンプルなものがオススメです。
男女兼用マストアイテム3:「オーバーオール」
もっておくとコーディネートの幅が広がる「オーバーオール」も男女兼用可能なアイテムのひとつ。合わせるインナーによって印象をいろいろ変えられるので、とても便利です。女の子の場合はフリルたっぷりのブラウスを合わせると喜んで着てくれそうです。
毎日着るようなTシャツやパンツも、せっかくならできるだけ男女兼用できるデザインのものを選びたいところ。スニーカーは色に着目。黒やグレー、赤などなら男女兼用率が上がりますよ。