連載記事:パパママの本音調査

部活の時間が長い! 中学の部活の練習が長いことを親はどう考える?【パパママの本音調査】 Vol.241

部活の時間が長い! 中学の部活の練習が長いことを親はどう考える?【パパママの本音調査】  Vol.241

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最近では部活動の練習量や教職員の長時間労働の負担を考え、スポーツ庁が中学校の運動部の練習について、平日2時間、土日は3時間以内にし、週2日以上の休養日を設ける指針案を発表しました。パパママ世代に、中学の部活について調査しました。

Q.中学部活「平日2時間、週休2日」の方針、賛成?反対?
1.賛成              52.8%
2.反対              21.6%
3.わからない・どちらとも言えない   25.6%


賛成派が52.8%と半数以上という結果となりました。部活での過度の練習量は不要と考えている親が多いことがわかりました。一方で、反対派にも意見があるようですので、それぞれの意見を聞いてみました。

■本人のためにも先生のためにも、ある程度の制限に賛成!

部活動のやりすぎストップに賛成の親たちの意見をまとめました。勉強の時間や家族との時間も必要だし、何より先生たちの家庭を犠牲にしてまで部活動をするのは反対という声も。

「過度な練習量は不要だと思う。
部活に重点をおく親がいますが、学校に求めすぎだと思う」(東京都 30代女性)

「部活で得るものも多いと思いますが、もう少しゆるくてもいいと思います。やりたい人は、お金を払ってクラブチーム」(千葉県 40代女性)

「家族との関わりが少なくなる子どもが多いので、家族との時間を増やしてほしい。土日のどちらかだけでも休みがあったほうがいい。部活の顧問も同じ」(茨城県 40代女性)

「教員にも家庭はあります。家庭を犠牲にしてまで、部活動をする必要はないと思います」(東京都 40代女性)

「まさに今、我が家はこの問題を抱えています。強豪校と呼ばれる子どもの学校の部活では、9時から21時まで練習することも。加熱しすぎる部活動に強制的に制限をかけることも必要だと思っています」(神奈川県 40代女性)

■国の方針によって決められることではない

どの部活に入るかも、辞めるかも子どもの意思。国の方針によって制限されるべきではないという考えの人たちもいました。
部活で強くなりたいと思う気持ちも子どもの意思なので、それを奪わないでほしいという声も。

「中学の部活でしょ? 子ども本人に任せましょう。やりたければキツくても厳しくてもやればいい。休みがほしいならやめればいい。親のクレームが多くてこういう問題になるんじゃないの?」(神奈川県 40代女性)

「強豪校などは生徒もやる気満々だし、顧問教員も生活の一部どころか生活のすべてみたいな先生もいますからね。
勝ち進んで日本一を決めるわけだし、生徒もそれで進路が決まる子もいるし、あくまでスポーツ庁の指針ですから、従える部活は従えばいいし、練習したい生徒を無理やり休ませなくてもいいとは思います」(神奈川県 40代女性)

「娘はバスケをやっています。試合や大会がある場合はどうなるんでしょう? 上を目指したいなら公立では無理ということでしょか。部活がしたいなら私立へいくしかないとすれば、ますます格差が広がることになるのでしょうか」(大阪府 40代女性)

「何でもかんでも、いちいち首を突っ込みすぎる気がします。
学校によって、または部活動によってポテンシャルや方針が違うのは当たり前で、それありきで入部するんだから、いちいち統一化する必要も意味もないと思う」(神奈川県 40代女性)

「人生のうちで一番身体能力に長けている時期。オリンピック選手になった方々もこの時期にめいっぱい打ち込んだと思う。ここで頑張ったことは、精神的な面で必ず将来役に立つ。ゆとり教育での失敗を繰り返さないでほしい」(神奈川県 40代女性)


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