パートナーにいつか捨てられるのでは…と不安です【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「パートナーにいつか捨てられるのでは…と不安」という、パンダさん(29歳・介護・子供関係)に、心屋塾上級認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。
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■パンダさんのお悩み
今、9歳下で20歳の方とお付き合いをしていますが、「いつか捨てられるのではないか」と怖くて、不安でたまりません。元彼とは7年ほどに別れ、6年間ひきずりました。また、あんな思いするのが怖いのです。
もうひとつ前の恋愛では、最初から2番目か3番目だと分かってたので、「いつか捨てられる」と割り切れていました。元彼で初めて”1番”の立場になり、どうしていいかわからず、不安で自分から別れを告げた挙げ句、6年間ひきずりました。今の彼に出会ってからも、何度か別れ話をしてしまっていますが、彼が止めてくれました。
とても良い方だし、信じたいのですが…怖いです。年が離れてるのも不安です。
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾上級認定講師の小野美世さんより
パンダさん、こんにちは。心屋塾認定講師の小野美世です。ご相談ありがとうございます。
今、お付き合いしている彼に、いつか捨てられるのではないかと不安でいらっしゃるのですね。
ご相談を読むと、パンダさんの中に「私は、いつか捨てられる人」という前提が強くあるのを感じます。
以前の恋愛では、2番目か3番目の位置にご自身を置いておられたとのこと。そういう経緯ですと、ご自身が彼にとって1番目の存在になったとき、とっても怖かったことでしょう。
「お別れはいつくるの? どうせ来るんでしょう? いつなの? いつなの?」と気になって、お付き合いを心から楽しめなかった部分もあったのではないでしょうか。
「私はいつか捨てられる」
「好きになった人は離れていく」
「私は好きでも、相手は私を1番に選ばない」
「私は選ばれるはずがない」
これらの前提は、おそらく初めての恋愛をする前に、すでにパンダさんの中にあったのかもしれませんね。小さい頃、家族の中にいたときに、すでにこの感覚を持っていたのではないでしょうか。