連載記事:パパママの本音調査
風紀のため? 節約のため? 親が制服に求めることとは【パパママの本音調査】 Vol.246
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最近ではジェンダーフリーな制服を採用する学校や、高級ブランドの制服を取り入れた小学校などが話題になっています。経済格差が現れにくいなどのメリットもある制服ですが、今の時代、制服がどうあるべきかについてパパママ世代に調査しました。
Q.制服はどうあるべきだと思いますか?
1.身だしなみを整え風紀をよくするもの 39.9%
2.洋服代を節約したり経済格差を目立たなくさせたりするもの 28.2%
3.学校に所属しているプライドや愛着を高めるもの 11.7%
4.保護や補導のため、一目で学生だとわからせるもの 11.8%
5.制服にメリットや役割は感じられない 6.3%
6.その他 2.2%
もっとも多いのは、身だしなみを整え風紀をよくするものという回答で39.9%でした。次に、洋服代を節約したり経済格差を目立たなくさせたりするものが 28.2%と高ポイントになりました。
■制服はきちんと着てこそ意味がある
風紀をよくするためと回答した人が多いからか、制服はきちんときれいに着こなしてほしいという声が多くありました。また、経済的に見ても、多少高価でも私服よりは出費が少ないのではという意見も。
「制服、私は好きです。最初はそれなりの出費があるものの、制服があれば冠婚葬祭も悩まずに済みます」(福島県 40代女性)
「親は経済面でも、風紀面でも制服のほうが安心ですが、子どもは窮屈でしょうね。
だからと言って、私服で個性を主張させる年齢でもないし」(神奈川県 40代女性)
「制服はきれいに着ることが大事だと思います。風紀も良くなります。教員もジャージやノーネクタイではなく、きれいにすべきです」(神奈川県 50代女性)
「制服賛成です。私服だと、格差が出るし、ダサいだのいじめにも繋がりそうで心配です。子どもたちなりに流行についていこうと考えたり、勉強以外の余計な心配まで増える気がして…。制服で規則正しく過ごしてほしいです」(山口県 40代女性)
「学校の特色、また学生の憧れなど大変素晴らしいものに思えます。また、統一感や学生らしさを感じるし」(栃木県 40代男性)
「親としては制服があるほうが助かるというのが正直なところ。高価で1着購入するのがやっとというものより、安くて複数枚購入できるもののほうが衛生的だし、見た目も美しいと思います。
機能さえしっかりしていれば、ノーブランド大歓迎です」(神奈川県 40代女性)