ピース又吉、子どもを本好きにするために親ができることは?「こどもの本総選挙」
●第6位「おしりたんていいせきからの SOS」(作・絵/トロル 2017 年 ポプラ社)
プレゼンター(小4)「読んだときに、自分が冒険の世界に入ったような気がしたから、この本を選びました」
●第7位「このあとどうしちゃおう」(作/ヨシタケシンスケ 2017 年 ブロンズ新社)
プレゼンター(小2)「私のひいおじいちゃんは3年前に亡くなりました。ひいおじいちゃんが、天国で幸せに暮らしていたらいいと思いました」
●第8位「ぼくらの七日間戦争」(作/宗田理 絵/はしもとしん 2009 年 KADOKAWA)
プレゼンター(小6)「主人公達が大人の言うことを聞かない自分たちの解放区をつくったのがスゴイと思ったし、友情にも感動しました」
宗田さん「この本を書いたのは、30年以上前。それを今でも読んでいただいて、こんな賞をいただけて本当にありがたいと思っています」
●第9位「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(作/廣嶋玲子 絵/jyajya 2013 年 偕成社)
プレゼンター(小4)「私は少し恐くておもしろい本が大好きです。銭天堂はゾクッとするおもしろさがあります。内容もひとつひとつ細かくて、お話の世界に入ったように感じます」
●第10位「りゆうがあります」(作・絵/ヨシタケシンスケ2015 年 PHP 研究所)
プレゼンター(小4)「そうだなと思うことがたくさんあって、私もストローガジガジコンテストで優勝したいと思いました」
■約13万人の小学生が選ぶ「一番好きな本」
『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』は、“子どもたちにおもしろい本と出会える機会を作り、本をもっと身近に感じてもらいたい”という思いから、今回初めて開催されたイベントです。
2017年11月1日~2018年2月18日までの期間、全国の書店、小学校、公立図書館、ホームページで投票用紙(投票フォーム)を配布し、「自分が一番好きな本」を募集しました。
投票できるのは小学生のみ(2017 年10 月 1 日時点)にもかかわらず、投票数は12万8,000票超えの大反響。ポプラ社代表取締役の長谷川均さんは「総選挙を新たな本に出会うきっかけにしてほしい」と話し、来年以降も継続したいと展望を明かしました。